ケリー国務長官、トランプさんに「イランとの核合意は守るように」
2017年 01月 12日
ケリー国務長官。トランプさんに「イランとの核合意は守るように」と釘を刺しました。
現状でも、アメリカはイラン制裁法を延長するなど、イランへの挑発を繰り返してはいます。
しかし「イランは合意事項を守っている」とも言っています。
挑発はしつつも、全面的に対決するのは避けたいという「大人の思惑」が見えています。
しかし、トランプは危険だ、というのでしょうね。
アメリカのケリー国務長官が、同国の次期大統領に選出されたトランプ氏に対し、核合意への違反について警告しました。
IRIB通信によりますと、ケリー長官は10日火曜、ワシントンのシンクタンクにおいて、「トランプ氏がイランとの核合意に違反した場合、この合意を締結したほかの関係国にとって、アメリカはもはや信用できない存在となるだろう」と語りました。
ケリー長官はまた、イランは核合意で取り決められた全ての約束事を守っているとしています。
さらに、アメリカ国務省のカービー報道官と、ホワイトハウスのアーネスト報道官も、イランの行動は核合意とIAEA国際原子力機関の規約にそったものだとしています。
トランプ氏は、選挙運動において大統領に当選したら核合意を破棄すると主張していました。
アメリカの政府関係者は、イランの核合意遵守の事実を認めている一方で、常に核合意への違反行為を繰り返しています。
by hiroseto2004
| 2017-01-12 09:11
| 国際情勢
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