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by hiroseto2004
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「国家社会主義」安倍に野合する「ポストモダニスト」マスコミ人の大罪

「国家社会主義」安倍に野合する「ポストモダニスト」マスコミ人の大罪

 最近のマスコミの大物というのは思想的に言えば「ポストモダニスト」といえます。

 「ポストモダニスト」は、一応、多様性の尊重などの価値観は守っているように見える一方で、階級格差の拡大については「自己責任論」で片付ける傾向が強い。また、米英仏の空爆しまくりについては、「理解を示す」傾向がある。そして、トランプやイギリス国民のEU離脱については、「ポピュリズム」として見下す傾向があります。

 思想的に言えば、アメリカのヒラリー・クリントンさんや、ドイツの新旧首相のシュレーダーさん、メルケルさん、イギリスで言えばブレアさん、日本の小泉純一郎さん、社民主義転向を表明する前の前原誠司さん、現在で言えば東京都の小池百合子知事らが、日本のマスコミ人の主流の政治思想に近いと言えるでしょう。これは、首都圏ではそれなりに強い勢力を保っているグローバルなインテリと重なり合います。

 多様性尊重をしつつも、権力や大手企業をガチで批判することはない。そんな感じです。

 他方、安倍晋三さんは、国家社会主義者に近いと思います。言い換えれば、古い自民党政治に、軍事的なタカ派をハイブリッドしたような感じです。経済政策的には、田舎のお金持ちが喜びそうな「地方創生」と、古い重厚長大企業が喜びそうな武器輸出・原発輸出の組み合わせです。
 
 ある意味で、マスコミ人と安倍晋三さんは表面的には正反対の部分も大いにあります。

 欧米のポストモダンかぶれのマスコミ人と古くさい安倍晋三さん。
水と油のように見えますが、現実には、「寿司友」で野合しています。

 マスコミ人は、トランプやイギリスのEU離脱派はぼろくそにけなしますが、安倍晋三さんに対してはスルーです。

 ポストモダニストへの強力なアンチテーゼが、トランプやBREXITなのです。それを、マスコミ人がけなすのはわからなくはない。

 しかし、なぜ、米英の労働者が、ポストモダニズムを嫌うのか?マスコミ人は分かっているのでしょうか?

 個々の労働者は、血便が出るほど悩んで、トランプに投票したり、普段は民主党に入れているのを棄権したりしたでしょう。普段は民主党支持でがっちり固まっていたアフリカ系の人でも2割以上がトランプに投票しているのです。差別主義だの排外主義だのレッテルを貼っても仕方がない。
労働者の生活不安を取り除かない限り、ああいう現象は繰り返されるでしょう。

 日本でも、本当のことを言えば、階級格差が拡大しているから、安倍総理のような国家社会主義者がウケる面はあります。ポストモダニスト=マスコミ人は階級格差拡大を「自己責任」と切り捨て、基本的にはスルーしてきたのです。

 ある意味、そうしたマスコミ人主流=ポストモダニストへの怒りが、日本の場合は、それと正反対に見える安倍晋三さんを間接的に持ち上げている面もあるでしょう。安倍晋三さんは「4年早いトランプ」とも言える。
他方で、「権力に反対することはダサい」という雰囲気もマスコミ人が主流とするポストモダニズムは作り出した。
元来、ムラ社会で、権力にもの申すことをはばかる雰囲気が根強い日本社会においては、ポストモダニズムの相対主義、脱構築主義は、権力へのチェックを弱める働きシカしなかったのです。

 その上で、安倍晋三さんにマスコミはすり寄ったのです。結局、マスコミ人主流=ポストモダニストは「階級格差拡大」を放置した上で「権力に異議を唱えることはダサい」という雰囲気を醸し出して安倍総理をつけあがらせ、そしてさらにいまは安倍総理に迎合しているということです。

 トランプ(国家社会主義)とクリントン(新自由主義、ポストモダニズム)の悪いところをハイブリッドしたようなのが今の日本のマスコミ主流=ポストモダニスト=と言えるでしょう。 

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by hiroseto2004 | 2017-01-12 13:07 | 思想・哲学 | Trackback