阪神淡路大震災から22年・・今年はあの時と同じ「火曜日」/教訓に増えた地震計
2017年 01月 17日
阪神淡路大震災から22年。改めて犠牲になられた方々に哀悼の誠をささげます。
ふと、今年は阪神淡路大震災のあった1995年と同じ曜日設定であることに気付きました。
阪神淡路大震災は1995年1月17日(火)。
明日は2017年1月17日(火)。
但し、1995年には成人の日は、1月15日で16日(月)が振替休日。
連休明けを大震災が直撃しました。
当時、東京在住だったわたしは、地震の揺れそのものはほとんど感じませんでした。
ただ、ラジオで「神戸が震度6、京都、彦根、豊岡が震度5、大阪、姫路震度4」というニュースだけが流れて来ました。
岡山県(震度4)でテレビを見た人によると、最初は神戸の震度が表示されていなかったそうです。
神戸市中央区付近だけの局地的な地震だと東京の人間が当初勘違いし、判断を誤ったのもわからなくはない。
今と違い地震計があまり多くなかった時代です。もっと昔だと、測候所がたくさんあって、それなりに震度分布が把握できた。
が、中曽根首相らによる行革で減らされていた矢先の震災でした。
いまは、阪神淡路大震災の教訓から全国に地震計がたくさんあります。
恐らく
「震度7が神戸市中央区、長田区、須磨区、灘区、東灘区、芦屋市、西宮市、宝塚市、淡路市、震度6強が大阪府豊中市(熊本大震災の熊本市くらいの被害は出た)、兵庫県 神戸北区、垂水区、西区、伊丹市、川西市、尼崎市、明石市、洲本市、震度6弱が京都府城陽市、大阪西淀川区、此花区、池田市、兵庫県南あわじ市、和歌山県和歌山市、徳島県鳴門市、震度5強が京都伏見区、大阪東淀川区、大阪淀川区、吹田市、茨木市、高槻市、兵庫県加古川市、高砂市、徳島県小松島市、香川県東かがわ市」と発表され、深刻さがすぐ把握できたでしょう。
それでも、被害軽減には普段からの備えが重要なのには代わりありませんが。
これまでの災害による多くの犠牲を無にしないためにも。