「雇用が増えた」と豪語する総理に野党はどう対抗すべきか?
2017年 01月 29日
「雇用が増えた」と豪語する総理へ野党はどう対抗すべきか?
安倍総理はいつも雇用が増えたと豪語しておられます。
他方、野党側は、「正規が減って非正規が増えただけ」と批判しています。
野党側の批判は数字としては、正しい。
しかし、もう一歩踏み込んで欲しい。
それは、非正規が増えたのは、高齢者が、年金では足りないのでやむなく働いているというケースが増えていると言うことです。
同じ会社の中でも、正社員を定年退職した後、嘱託ないしアルバイト(会社によるでしょう。別に派遣会社をつくりそこからの派遣にしている会社もあるそうです。)でそのまま残るという人は多いでしょう。
正社員の減少は、まだ、若者の減少も背景にあると言い逃れもできなくもない。
しかし、
「年金や医療、介護の改悪が進む中で」
「将来不安も広がり」
「無理をしてまで働かないといけないお年寄りがたくさんいるのではないか?」
という点は大問題です。
安倍晋三さんだけが実は悪いのではない。
歴代の主に自民党を中心とした政府が、きちんと、高齢社会に対応するセーフティネットを構築してこなかったという、その怠慢のツケが噴出しているのです。そこを問い直す国会質問や政策提案こそ野党に期待したいのです。
by hiroseto2004
| 2017-01-29 10:40
| ジェンダー・人権(労働問題)
|
Trackback