チリ山火事、10人死亡、4000人避難
2017年 02月 02日
チリの山火事は凄まじいことになっています。現在も消火のめどが立っていないそうです。
ロシアなど世界から救援も行われていますが、心配です。
南米チリで山火事の被害が広がり、これまでに消火活動に当たっていた消防隊員など10人が死亡し、少なくとも4000人が避難しています。
チリの首都サンティアゴから南に100キロ以上離れたアンデス山脈のふもとでは、先週、山火事が発生し、各地に被害が広がっています。
地元当局によりますと、これまでにおよそ100か所で火災が起き、一部で火は消し止められたものの、27万ヘクタール余りが焼失したということです。
この火事で、消火活動に当たっていた消防隊員や警察官など10人が死亡し、家を失うなどして少なくとも4000人が避難しているということです。
チリ政府は非常事態宣言を出して消火活動に力を入れていますが、空気が乾燥し、風の強い日も続いているため、作業は難航しているということです。
また、地元当局は一部の火事について、「故意に起こした可能性がある」として、放火の疑いなどでも捜査しているということです。
チリでは、気温が上がり空気が乾燥する夏のこの時期にたびたび山火事が発生していますが、今回の火事はここ数年で最悪の広がりを見せていて、当局は近くに住む人たちに避難を呼びかけています。
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by hiroseto2004
| 2017-02-02 09:22
| 事故・災害・事件
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