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by hiroseto2004

中国は米に抗議、ロシアも「賛同しない」・・トランプの対イラン追加制裁

イラン問題では、アメリカは完全に孤立しています。

核合意の当事国の内、アメリカ以外の中国、ロシア、英仏独は、合意を堅持することを再三表明しています。

ロシアのラブロフ外務大臣が、イランとテロリズムの関係についてのアメリカの主張を否定し、「基本的な問題はISISを代表とするテロリズムだ」と述べました。

IRIB通信によりますと、ラブロフ外相は、ロシアの首都モスクワでベネズエラのロドリゲス外務大臣と共同記者会見を行い、アメリカのトランプ大統領の主張に対して、「イランは保有するあらゆる能力と共に正しい道を進んでおり、テログループとつながりがないばかりか、ISIS対策に関わっている」と語りました。

ロシア大統領のペスコフ報道官も、6日月曜、記者団を前に、イランをテロ支持者と呼んだトランプ氏の発言に関して、「このような立場に賛同しない」と述べました。

トランプ大統領は5日日曜、アメリカやその同盟国によるシリアやイラクで活動するテログループへの支援については触れずに、イラクとシリアの政府へのイランの支援はテロ支援だとしました。





中国外務省が、中国の複数の個人や企業を対象とするアメリカの対イラン追加制裁に強く抗議しました。

ロイター通信によりますと、中国は6日月曜、アメリカによる対イラン追加制裁のリストに中国の企業や個人が含まれていることに抗議しました。

3日金曜、トランプ政権はイランやイラン以外の25の個人や企業を新たな制裁の対象とし、2日後には弾道ミサイル実験を理由にイランに警告を発しました。

アメリカの新たな制裁のリストには、中国の2法人と3個人が含まれています。

中国外務省の報道官は、「中国はこのアメリカの決定に抗議した」とし、「我々は常にあらゆる種類の一方的な制裁に反対する」と表明しました。


イランのノウバフト政府報道官が、アメリカは、核合意に反するあらゆる措置により、世界でますます孤立することになるだろうと語りました。

イルナー通信によりますと、ノウバフト報道官は、7日火曜、テヘランで記者会見を行い、「イランは核協議の歴史的な機会を利用してきた」と語りました。

また、イランはイスラム革命後、多くの分野で成功してきたとし、「イランは平和を求める大国として、地域の平和と安定の確立を目指してきた」と語りました。

さらに、核合意により、凍結されていたイランのすべての資産は解除されたかとの質問に対し、「合意された事柄は実施され、凍結されていたすべての資産が解除された」と語りました。

アメリカのトランプ大統領は、核合意の6カ国側のアメリカ以外の国とは異なり、この合意を“悪い合意”と呼んでいます。




by hiroseto2004 | 2017-02-07 20:51 | 国際情勢 | Trackback