「中国包囲網」に固執し、トランプの思うつぼ、安倍ジャパン
2017年 02月 17日
イランに日本が学ぶべき点は、アメリカ以外と経済関係を強化しておけば、アメリカと貿易がなくても発展する
ということではないでしょうか?
イランは、長年、アメリカから敵視されてきたために「アメリカに対する石油輸出」への依存度が下がり、自動車産業なども育ったのです。
そして、最近では、中南米や東欧、北欧、東南アジアなど、幅広い国と関係を強化しています。
核疑惑があったときも、トルコやインドなど幅広い国が、イランをアメリカやイスラエルからかばってくれました。
安倍ジャパンは、中国包囲網に固執している。
その結果として、トランプの無茶苦茶な要求にも、プーチンの事実上の北方領土ロシア化にも、文句を言えなくなってしまっているのです。
フィリピンなど東南アジア諸国にも、中国と両天秤を掛けられ、金を事実上巻き上げられる始末です。
イランやフィリピンのしたたかさこそ、今の日本には必要ではないでしょうか?
そういう意味では、安倍ジャパンの戦略はあまりにも稚拙です。
by hiroseto2004
| 2017-02-17 11:03
| 国際情勢
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