【備忘録】戦時中と共通?二つの思想潮流「英米仏への反発の勢い余って人権否定」「既存物否定の勢い余って電波」
2017年 03月 01日
備忘録
再び日本を滅ぼす?二つの思想潮流「英米仏への反発の勢い余って人権否定」「既存物否定の勢い余って電波」
第二次世界大戦中
英米仏帝国主義=対アジア・アフリカ的には人種差別、対西洋内部的には民主主義・人権尊重の二重基準
ナチス・ドイツ/ヒトラー=人権そのものを否定(優生思想)
ソビエト(現ロシア)スターリン=独裁主義
日本=英米仏への反発。(近代の超克)
建前は、人種差別撤廃+西洋近代合理性の否定
しかし、現実には、白人優位の優生思想ヒトラーと野合。さらに、大戦末期にはスターリンに和平工作をすがってしまう。
また、アジアの市民を多数殺傷。
ヒトラーとの野合により、日本は、国連の「敵国」に。
現在
英米仏帝国主義=多様性尊重の建前の一方で、中東に空爆しまくり。国内では経済的弱者を切り捨てまくり。
トランプ、ルペンら、庶民の不満を背景に台頭。
日本=安倍総理らの本音 民主主義なんぞくそ食らえ。
英米仏の民主主義的な部分は否定しつつ、相変わらずアジア諸国への蔑視は続く。
ロシア・プーチンにすがりたい気持ちが安倍総理や支持者に充満。
「既存物否定の勢い余って電波」
第二次世界大戦直前
政党や財閥への市民の怒り広がる。
一部国家主義的市民運動及び青年将校による政党や財閥への「天誅」(血盟団事件、5.15事件、2.26事件)
結果は、統制派=東條英機らの台頭。
近代合理性そのものまで破棄。特攻精神へ。
現代
3.11以降、特に反原発市民の一部での既成政党否定の先鋭化。→市民政党結党へ。
一方で、似非化学の流行(ナノ純銀除染)など。
一方で過剰な純粋市民主義。他方で過剰な相対主義(階級的力関係軽視のポストモダニズム)。
労働組合への腐敗への反感。→大阪維新の躍進。
非自民票が割れて、安倍自民党が漁夫の利。
「市民主義」の「電波」化
大阪維新の議員による、「塚本幼稚園のための役所への怒鳴り込み」など。
元・緑の党推薦比例候補による総理夫人との接近。アッキード事件への沈黙。
by hiroseto2004
| 2017-03-01 15:10
| 思想・哲学
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