森友学園(アッキード)事件・・・「サウジ・アラビア」を後追いする「安倍ジャパン」
2017年 03月 04日
森友学園では、安倍昭恵さん以外にも、「コンニャク」おじさん・鴻池祥肇さん、桜井よしこさん、米長邦雄さんら、多くの右派的な思想の政治家や有名人が呼ばれています。
安倍昭恵さんの講演会では、「安倍昭恵先生万歳!」などと斉唱して叫んでいます。
普通は、拍手ですが「万歳!」とはこれ、如何に。
戦前でも、「万歳!」と叫ぶ「対象」は「天皇陛下」以外にはあり得ません。
ということは、安倍昭恵さんは「皇后陛下」ということになるのでしょう。
また、「安倍晋三記念小学校」の許認可がらみでは、松井一郎・大阪府知事が、規制を緩和しました。
そして、自分に火の粉が降りかからないようにするためなのか、「教育庁」に権限を放り投げて、自分は
知らぬ顔をしておられます。
大阪維新の政策の柱の一つは「教育無償化」のための改憲。
安倍総理の改憲の呼び水にするねらいはもちろんある。
現実に、総理も、維新の提案に前向きな態度を示しておられます。
参議院の代表質問で25日、日本維新の会の片山共同代表が憲法を改正して幼児期から大学までの教育無償化を盛り込むべきだと訴えたのに対し、安倍首相は日本の未来のためには子供の教育が重要だとの認識を示した上で、改めて憲法改正に強い意欲を示した。
それとともに、もうひとつは、私学経営者のための教育無償化ではないか?
という疑いが強まるのです。
子どもや若者のための教育無償化は大いに結構です。
しかし、大阪維新の場合、「森友学園のような私学の経営者が、公立学校から生徒を奪って勢力を拡大する」ための教育無償化ではないのか?利権の匂い。そして、封建主義を強化する匂いがします。もちろん、教育無償化を表面的に掲げることで、共産党や民進党から票を奪い、自民党に援護射撃する効果も期待できます。
サウジアラビアは、確かに教育は無償ですが、凄まじい階級社会です。
王侯貴族(あのビンラディン被疑者もここに入る)と、パレスチナからの移民ら「二級市民」の格差は凄まじいものがあります。日本の場合は、移民がそうはいっても比較的少ないので、日本人非正規労働者が二級市民扱い、というところでしょう。安倍自民、経団連の移民拡大策も、言ってみれば二級市民拡大策、ということでしょう。
安倍総理は、いまや、ご自身を「立法府の長」と勘違いしておられる。
小選挙区比例代表並立制の下では、総理に逆らった自民党議員も公認を外され、落選確実なので、
誰も逆らわない。裁判所はもとより腰が引けている。
まさに、安倍総理は、サウジアラビアの国王に近い権力を持っているのです。
サウード家のアラビア=サウジアラビアの意味するところですが、今の日本は差し詰め「安倍ジャパン」です。
籠池泰典理事長らの「安倍昭恵先生万歳!」教育。
そして、大阪維新の教育無償化改憲。
これらに後押しされて、「サウジ・アラビア」(国王・イエメン空爆の戦犯=サルマン被疑者)ならぬ「安倍ジャパン」(皇帝・安倍晋三/皇后・安倍昭恵)ができあがりつつあったのです。
by hiroseto2004
| 2017-03-04 11:14
| 安倍晋三
|
Trackback