「イランの実際を見ずにイランを語るべきではない」日本人画家
2017年 03月 06日
イランで個展を開催されている宮本千葉さんの見解です。
アメリカ経由でなんとなくテロとか怖いとかそういうイメージを抱いている方にこそ読んで頂きたいです。
日本人の画家・宮本千葉さんが、イランは豊かな芸術と土産物、優しさと安全を誇る国だとし、イランを見ずに判断すべきではない」と語りました。
宮本さんは、イラン北部ギーラーン州のギャラリーにて、1979年のイランイスラム革命後、3回目の絵画の個展を開催しています。
宮本さんは、イルナー通信のインタビューに対し、「残念ながら、世界のメディアは、イランに関する正しい情報を発信していない。イラン人ほど親切でもてなし好きな国民は世界でもまれであり、私は、イランにおいてこのことを実感している」と述べました。
さらに、イランをとても愛しているとし、「自分は常に、イランの魅力やその治安のよさをアピールするよう心がけている。私の紹介でイランを旅した人々は皆、イランが愛すべき美しい国であることを認めており、イランに足を踏み入れる前に聞いていたことと実際に見たことが大きく異なっていることを認めている」としています。
宮本さんは、ギーラーン州で開催されている個展について、「ギーラーン州の自然は日本のそれと類似しており、心の安らぎをもたらすとともに、芸術作品を生み出すヒントを与えてくれる」と語りました。
宮本さんの個展「The World of CHIBA in GILAN」では、46点に上る油絵や水彩画、陶器の作品が展示されており、この個展は今月16日まで開催されています。
by hiroseto2004
| 2017-03-06 08:21
| 国際情勢
|
Trackback