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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

煙石博さん、逆転無罪 最高裁

逮捕から4年半。ようやく、煙石博さんの濡れ衣は晴れました。

広島市の銀行に置き忘れられた封筒から現金を抜き取ったとして、窃盗罪に問われた元RCC(中国放送)アナウンサー、煙石(えんせき)博被告(70)の上告審判決で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は10日、懲役1年、執行猶予3年とした1、2審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。

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 逆転無罪判決を受けて記者会見した元アナウンサーの煙石博さん(70)は「失ったものは返ってこず、悔しい思いでいっぱいだ」と話す一方、「公正な判断にほっとした」とも述べ、支援者らと握手を交わした。

 窃盗容疑による逮捕から約4年半。無実の訴えがやっと認められた。煙石さんは会見で「私がお金をとった場面は防犯カメラに映っていない。警察がストーリーを作った」と広島県警の捜査を批判。弁護人の久保豊年(ほうねん)弁護士も「検察官が警察をチェックせず、1、2審も証拠をきちんと評価しなかった。今回の判決は大きな警鐘だ」と述べた。

 最高検の榊原一夫公判部長は「主張が認められなかったことは誠に遺憾だが、最高裁の判断であるので、真摯(しんし)に受け止めたい」とのコメントを出した。【島田信幸

by hiroseto2004 | 2017-03-10 23:13 | 事故・災害・事件 | Trackback