「核廃絶交渉参加を」平和首長会議、国連全加盟国に書簡
2017年 03月 16日
金氏朝鮮にとっては、「なぜ、米露中英仏が認められて我々が認められない?」という思いはあるでしょう。
核兵器廃絶をめざす世界の都市が加盟する「平和首長会議」(会長=松井一実・広島市長)は14日、国連の全加盟国の大使や国連事務総長らに、核兵器禁止条約制定に向けた交渉に積極的な参加を求める公開書簡を送った。交渉は27日から国連本部で始まる。
平和首長会議は、14日現在で162の国と地域にある7223の都市が加盟。書簡では、「被爆者にとって核兵器は非人道的兵器の極みであり、絶対悪」とし、「核兵器の法的禁止こそが(核兵器を完全に消滅させる)目標に向けての不可欠な転換点になる」と訴えている。
核兵器の抑止力については、「北朝鮮による核開発の問題をも誘発している」として、「核抑止の概念そのものが核拡散の危険を内包している」と指摘。今回の交渉について「核兵器の廃絶のための効果的な法的措置を特定するものとなることを強く期待する」と呼びかけている。(高島曜介)
by hiroseto2004
| 2017-03-16 11:11
| 反核・平和
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