認定こども園不祥事・・法令違反経営者を「レフェリーストップTKO負け」にしてこなかったツケが回っている
2017年 03月 22日
背景には、保育園の民間移管を奨励してきた歴史もあります。
そうであるならば、きちんと、抜き打ち監査も含めて、事後規制を強化すべきでした。
そして、法令が遵守できない経営者は「レフェリーストップTKO負け」とする。
「TKO負け」は、終身雇用が当たり前と思い込んでいた時代の影響で、なかなか適用されないのが
実態です。
しかし、早くTKO負けにしたほうが、子どもにとっても労働者にとっても、そして経営者本人にとっても
幸せなことではないでしょうか?
労働者だって、辞めたくても園長が怖くて辞められない状況にあったという。
そういうことも考えると、法令遵守が出来ない経営者には早くタオルを投入する。
そのことが必要です。
兵庫県姫路市の認定こども園が定員を超えて園児を受け入れていた問題で、市は嘘の報告で給付金をだまし取っていたとして園長を刑事告訴する方針です。
姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」は2015年4月から、国や自治体から給付金を受けていますが、定員を大幅に超える園児を受け入れていたほか、保育士の数を水増しして市に報告したことが判明しています。姫路市はこれまでの給付金の返還を求めるとともに、園長を詐欺の疑いで刑事告訴する方針を固めました。一方、園長は21日に保護者説明会で、園児にわずかな食事しか与えていなかったことについて「給食が余ることもあり、量を減らしていた」と釈明しました。
園長:「本当に申し訳ございません。(給食が)余ることもあったので、正直、減らさせて頂いたのは確かです」
兵庫県は来週にも、こども園の認定を取り消す方針です。
by hiroseto2004
| 2017-03-22 20:55
| 役人からヘルパーへ
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