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県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004

「『クリーン』だが弱者に『冷たい』小泉純一郎」と「『お仲間』には『いい人』だが腐っている安倍夫妻」しかいない悲劇

「『クリーン』だが弱者に『冷たい』小泉純一郎」と「『お仲間』には『いい人』だが腐っている安倍夫妻」しかいない悲劇

小泉純一郎さんと安倍晋三さんは政治的には、師弟関係にありながら、ある意味両極端です。

小泉純一郎さんは、言ってみれば、ポストモダン時代を象徴する政治家でした。ご存じの通り凄まじい新自由主義者だった。地方は財源を締め上げられ、彼による規制緩和で交通網も撤退が相次いだ。彼が東京一極集中を促進したと言ってもいい。市町村合併は間違いなく、周辺部と中心部の格差を広げた。

しかし、小泉さんのおかげで良いことがなかったとはいえない。田舎の市町村には腐敗しまくっていたところもあった。そういうところが、合併で「強制終了」になったという面はあったと思う。

また、けがの功名であるが、「今までのやり方ではダメなのではないか?」ということで、若手や女性を中心に立ち上がり、各地域なりに面白い取り組みを始めたのも事実ではある。

翻って、安倍晋三さん・昭恵さんご夫妻は、お仲間には「良い人」です。自分たちのお仲間が関係する自治体には良い思いをさせる。

また、地方創生なんちゃらといって、ハコモノを推奨する。
そうした中で、(年齢をとわず)古いタイプの有力者がにわかに活気づいている。その古いタイプの有力者とは、乱暴に言ってしまえば籠池のおっさんみたいなタイプ。ああいうのは、大阪みたいな都会だから問題になったんであって、田舎の自治体では普通に幅をきかせています。


だが、両極端の政治家ばかりがウケてきたことは、悲劇ではなかったか?

ちなみに、今回の疑惑に関して言えば、松井一郎知事は、小泉的な橋下徹さんの兄貴分ですが、安倍的なもの(私学利権)に票田を求めたのではないかと推測されます。

ともかく、今後も両極端の政治家ばかりがウケるようでは、ますます暮らしにくくなっていくのではないか?

また、リベラル派の中にも、そのときそのときで小泉さん(やその正統な後継者の橋下さん、小池さん)にフラフラしたり、安倍昭恵さんにフラフラしたりしている人が少なくないが、それではダメなのではないか?

個人の尊厳を守る政治、法の支配を守りつつ、弱者をおきざりにしない政治。そこを明確に出していくべきでしょう。


by hiroseto2004 | 2017-03-28 11:15 | 安倍ジャパン | Trackback