古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」
2017年 04月 10日
古賀さんの全てを支持するわけではありませんが、この文章は納得です。
古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」
いずれにしても、日本人が、本当に安倍政権の対米追随路線の怖さに気づくのは、やはり、前述した北朝鮮とのミサイル戦争に巻き込まれて、日本の国土が戦場と化し、数千人の死傷者を出すときまで待たなければならないのかもしれない。
そういう事態になって、初めて日本の国民は気づく。
――あの時、日本は米国を止めるべきだった。中ロと協力してでも、北朝鮮との戦争を止めて欲しかった――と。
そして、私たちは、次のような疑問に突き当たるだろう。
日米安保条約と在日米軍基地があるから日本の安全が守られるというのは間違いだったのではないか。日米安保条約と在日米軍基地があったからこそ、日本が無用な戦争に巻き込まれることになったのではないか。
――政治の役割は二つある。一つは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争しないこと――
これは、菅原文太さんが亡くなる約4週間前に沖縄で行った最後のスピーチの有名な一節だ。
今、日本人は、この言葉をかみしめて、日本が進むべき道について、根本から考え直すべきではないだろうか。
by hiroseto2004
| 2017-04-10 23:19
| 国際情勢
|
Trackback