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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「国境なき医師団」などが、イエメンでのサウジの犯罪行為に対して国際社会が沈黙していることを非難

複数の国際NGOが、イエメンでのサウジアラビアの犯罪行為に対する国際社会の沈黙を非難しました。

アラビア語のニュースサイト、アルヨウム・アルサービウによりますと、国際NGOの「国境なき医師団」と世界の医療団、そして自由と権利を守る国際的な連合は、イエメンでのサウジアラビアの犯罪に対する沈黙を破るよう求めています。

国境なき医師団フランス支部緊急対応事務局のローラン・スリー氏は、記者会見で、「イエメン戦争は3年目に突入しているが、国際機関は依然としてイエメンでの現状に沈黙している」と語りました。

また、「一部の国は、イエメンでの現状に沈黙するよう圧力をかけられている」と述べています。

さらに、世界の医療団のメンバーの1人、ジュリアン・デュサート氏も、「イエメンでの最近のニュースは、シリアやイラクでのニュースと比べて、メディアで報道されることが少なく、イエメンでの事件に関するニュースはインパクトが薄い」としました。

また、もう1つのNGO「飢餓に対処せよ」も、「イエメンの人々は悲惨な状況に瀕しており、同国の総人口の60%に当たる1900万人が食料の安全を確保できていない」と表明しています。

この組織はまた、「イエメンの医療機関の半分が、危機のために医療活動を停止し、閉鎖されている」としました。

サウジアラビアは2015年3月から、アメリカの支援を受けてイエメンへの攻撃を開始し、同国のハーディ元大統領を政権に復帰させようとしています。

この攻撃で、およそ1万1000人のイエメンの民間人が死亡したほか、数万人が負傷し、また同国のインフラに数十億ドルの損害が及んでいます。


by hiroseto2004 | 2017-04-16 13:37 | 国際情勢 | Trackback