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by hiroseto2004

イランをめぐるこの一週間の動き 大統領選挙/ジョージアとの関係強化/アメリカの挑発・・

大統領選挙はアフマディネジャドは失格だったのですね。
資格審査についてはいろいろ意見はありますが、アフマディネジャドが本選挙に出られないと聞いて、
少しほっとしました。





今週の主な出来事です。 イラン軍の日の軍事パレードが行われ、軍の司令官らを前に、最高指導者が表明を行いました。 イラン大統領選挙への出馬資格が認められた候補者の名前が発表されました。 イラン外務大臣が、アメリカの政府高官の発言に回答しました。 また、イラン外務大臣が、中央アジア・コーカサスを訪問しました。グルジアの首相がイランを訪問しました。 この他、イラン、ロシア、トルコのシリア問題に関する専門家会議がテヘランで開催されました。

第34回コーラン国際大会が、世界83カ国から276人の参加者が出席する中、テヘランで開幕しました。この大会は、コーランの内容から取った、「一冊の本、ひとつの共同体」をスローガンにしています。


先週火曜の4月18日、ファルヴァルディーン月29日はイラン軍の日でした。


イラン軍は、8年に及んだ1980年代のイラン・イラク戦争の中で、敵に対して力強くたちはだかり、イランの消滅を狙っていた人々や侵略者に対し、侵略があった場合、一瞬たりともためらわないことを示しました。


今日イラン軍は、聖なる防衛時代の経験を支えに、大きな防衛面の可能性を有した上で、イランを力強く防衛し、抑止力としてイランの敵を、国外でも消滅させる用意を整えています。


イラン軍の抑止力は、イラン・イラク戦争後、国内の可能性と独創力を活用し、最高のレベルで拡大してきました。イラン軍の日を前に、こうした業績の一部が、ローハーニー大統領の立会いのもとで公開されました。その中には、無人機、空対空ミサイル、対艦ミサイルなどがあります。


明らかに、イランは決して、侵略者として戦争を開始したことはなく、今後もそれは変わりません。しかし、侵略された場合には、間違いなく、それに対応するでしょう。


イラン軍の日の軍事パレードでは、イランの抑止力が示されました。


イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イラン軍の日に軍の司令官らを前に行った演説の中で、イスラム体制の長所のひとつは、大国の非難に対するイラン国民の抵抗と勇気だとしました。


ハーメネイー師は、「他国の国民や政府を恐れさせ、彼らに自分たちの不当な利益を確保させるための侵略的な大国の手段のひとつは、自分たちの存在を誇示することだ」と述べました。さらに、「もしイランの体制と国民が大国を恐れ、彼らに対して後退していたら、現在、イランやイラン人は跡形もなくなっていただろう」と述べました。ハーメネイー師は、「アメリカやそれ以上に大きな敵でさえも、国民とつながりがあり、国民を愛し、国民からも愛され、敵に抵抗するような体制に対し、いかなる過ちも犯すことはできない」と強調しました。


先ほども触れたように、イランではまもなく、第12期大統領選挙が実施されます。イランの護憲評議会は、先週木曜、出馬資格を認められた6人の候補者の名前を内務省に通達しました。大統領選挙は、市町村議会選挙、および、国会中間選挙と共に、5月19日に実施されます。


イラン選挙本部の発表によれば、今期の大統領選挙に出馬するのは、ミールサリーム氏、ジャハーンギーリー現第一副大統領、ローハーニー現大統領、ライースィー師、ガーリーバーフ現テヘラン市長、ハーシェミータバー氏の6人となっています。


今期の大統領選挙の候補者登録では、現在、政府や国会で活動を行う著名人を含む数百人が出馬の意思を表明しました。


イランの憲法では、大統領選挙の候補者は、政治的、宗教的な経歴を持っていること、イスラム体制の原則と国教であるシーア派イスラム教を信じていることが条件となっています。また、立候補資格の審査は護憲評議会が行います。護憲評議会の報道官であるキャドホダーイー氏は次のように語っています。


「国民の票は守られるべきである。国民は、善良でふさわしい人物に行政や立法を担ってほしいと考えている。当然のことながら、我々は大まかな形でしか互いを知らず、知っているのは、一部の道徳的な特徴のみである。候補者に対する国民の情報は非常に限られている。そのため、政治体制は、相応しい人物を国民に紹介するためのメカニズムを用意している。イランでは、それを護憲評議会が担っている。護憲評議会やその他の機関がその責務を果たさず、善良な候補者をそうでない候補者と切り離さなければ、国民の権利が踏みにじられてしまうことになる」


護憲評議会が発表した最終リストを見ると、立候補が認められた6人は、さまざまな政治グループの出身者であり、選挙に多様性が見られることが分かります。


大統領選挙は、過去20年、保守派と改革派の争いとなってきました。しかし、この2つのグループの傾向や見解に多様性があることから、イランの選挙は2極化に傾いていません。


ハーメネイー師は、選挙の問題について、常に、行政の重要性に注目した上で、根本的な点に触れています。ハーメネイー師は、大統領の責務履行の成功は、その人の能力と忍耐力にかかっているとし、大統領選挙の立候補者に対し、この点から自分自身を見つめなおし、許容範囲を超えた仕事量や問題を処理することができるという自信があれば、選挙に出馬するよう求めました。


5月19日の大統領選挙まで、出馬資格を認められた6人の候補者の間で選挙戦が展開されます。この間の活動により、選挙に参加する人の数が増加することになるでしょう。


アメリカ政府高官が先週、新たな反イランの動きを開始しました。

アメリカのマティス国防長官は、先週、サウジアラビアのリヤドを訪問した際、根拠のない発言を行い、イランが地域に情勢不安を作り出しているとして非難しました。これと同時に、ティラーソン国務長官も、「イランとの核合意は、イランの核兵器獲得の阻止を妨げた」と語りました。さらに、この合意はイランの核兵器獲得を遅らせただけだったとし、「この合意は、過去のアプローチの失敗の象徴であり、そのために我々は今、北朝鮮の危険に直面している」と主張しました。


このような発言の一方で、ティラーソン国務長官は、アメリカのポールライアン下院議長に書簡を送り、「イランは、核合意のすべての取り決めを履行しており、アメリカ政府は制裁の停止を90日間延長した」としました。イランのザリーフ外務大臣は、ティラーソン国務長官のこの発言に対し、「アメリカは根拠のない非難によって、イランによる核合意の取り決め履行を認めていることを覆い隠すことはできない」と語りました。イランと6カ国は、2015年7月14日、イランの核活動に関する合意に署名しました。この合意は2016年1月に実施されています。


現在、アメリカは、制裁を復活させ、人権侵害やミサイル能力への懸念、テロ支援といった主張により、イランへの圧力を拡大するための新たな土台作りを行っています。こうした中、合意が有効なのは、全ての関係国が、そこから利益を得ると感じられるときです。


ザリーフ外相はツイッターで、アメリカは方向を転換し、自らの責務を果たすべきだと語りました。核合意はイランとアメリカの合意ではなく、国連安保理や国際社会にも認められた数カ国による文書です。この合意のすべての関係国は、自分たちの取りきめを完全に履行することによって、それを守るための共通の責任を有しているのです。


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by hiroseto2004 | 2017-04-24 22:28 | 国際情勢 | Trackback