欧州なら緑の党がルペンと共闘するような話だ・・・都民ファーストと生活者ネットの選挙協定
2017年 04月 25日
欧州なら緑の党がルペンと共闘するような話ですね。
マリーヌ・ルペンは、差別主義的な言動を隠し、社会政策やEU離脱を前面に押し出してウケています。
小池知事は、自民党及び、日本会議所属であることを背後に押しやりつつ、教育格差是正など都会ウケする社会政策を
押し出しています。ただ、小池知事のほうが、ルペンよりははるかに新自由主義的である。
正確に言えば、小池百合子知事はルペンとマクロン(支持層の右半分くらい)をハイブリッドした感じでしょうか。
こんな人物が、安倍総理への「対抗馬」なのだから、「崩壊の時代」もいいところです。
そして、欧州なら緑の党のスタンスにある生活者ネットが小池知事と共闘する。
フランス人が見たら卒倒するような状況になっていますね。
ただ、生活者ネットも、要は「大都市のお金持ちインテリの奥様」が中心です。小池知事と重なってしまう部分があるのはそうなのでしょう。また、日本の場合、フランスと違って、「長いものに巻かれろ」的な風土が強いために、フランスではマクロンに流れるような人も、小池知事に流れ、むしろ支持基盤のメインを形成するということなのではないか、とも思うのです。
安倍晋三=父ルペン(フランス版桜井誠)+フィヨン(伝統保守)
小池百合子=マリーヌ・ルペン+マクロン支持派右派
民進党=マクロン左派、実態は支持率「ゼロ」のオランド状態(苦笑)
共産党=メランション
という感じでしょうか。
都民ファースト 生活者ネットワークと選挙協力へ
テレビ朝日系(ANN) 4/21(金) 23:40配信
小池都知事を中心とする都民ファーストの会は、夏の都議選に向け、都議会の会派の生活者ネットワークと政策協定を結んで選挙協力することになりました。小池知事:「(生活者ネットワークは)これまでも地域で根ざして生活者の目線で活動を続けてきた。それは私が目指すところで、都民ファーストの都政と重なる部分が大変、多い」
都民ファーストの会と生活者ネットワークは21日、7月の都議会選挙に向けて政策協定を正式に結びました。生活者ネットは都議会に3議席を持つ「地域政党」で、都議選には4人の公認候補を立てています。都民ファーストが生活者ネットの公認候補1人を推薦し、生活者ネットは都民ファーストの候補者を支援するとしています。都議選で小池知事は、自身を支持する勢力で過半数を目指すことを掲げていて、すでに公明党とも選挙協力で合意しています。
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by hiroseto2004
| 2017-04-25 14:47
| 東京都政
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