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by hiroseto2004

無料低額宿泊所 行政処分予告に恫喝 公明党国会議員秘書が同席

「公明党幹部で当時落選中だった同党衆院議員の私設秘書(現在は公設秘書)」。どなたでしょうか?
このFIS自体は、「貧困ビジネス」ということで前々から問題になっていたそうです。
当時落選中と言うことで2009年の衆院選で落選して方2012年に復活した方ですよね?それも小選挙区となると絞られてきますね。

  無料低額宿泊所:行政処分予告に恫喝 国会議員秘書が同席 - 毎日新聞

無料低額宿泊所の大手運営団体「FIS」幹部らが2012年、千葉県船橋市の宿泊所への行政処分を市から予告された際、衆院議員の秘書を同席させて市の担当者を「なめるな」などと恫喝(どうかつ)し、処分を回避しようとしていたことが市への取材で分かった。団体側はその後も市を提訴して処分の取り消しを求めた。自治体が悪質と判断した場合でも、容易に処分できない実態が浮かんだ。【大場弘行、山本将克】

船橋市は「FIS船橋寮」(定員138人)を立ち入り調査し、6畳間を板で約3畳に仕切ったプライバシーのない居室で4万6000円の入居費を徴収している▽年5000万円以上ある利益の処理が不明--などの問題点を指摘。計7回是正指導したが改善がみられないとして、12年7月13日に「事業の制限や停止を命じる場合もある」と警告した。

 これに対し、FISの実質経営者である顧問と代表が1週間後、公明党幹部で当時落選中だった同党衆院議員の私設秘書(現在は公設秘書)を伴って市の担当者3人と面談。市は団体本部の収支報告の提出を求めていたが、顧問は「市が独自に調べればいい」と拒否し、「処分したら好き放題やってやる」「うちらをなめないで」「笑ってられるのも今のうちだ」などと発言した。秘書は顧問の横に黙って座っていたという。

 顧問はFISの事業で得た約3億円の所得を申告せず、約1億円を脱税したとして所得税法違反で10年に有罪判決を受け、面談当時は執行猶予中だった。

 市が12年9月、船橋寮の新規入居者の受け入れを禁じる行政処分をしたところ、団体側は「裁量の乱用、逸脱がある」とし、処分の取り消しを求めて千葉地裁に提訴した。

 訴訟で市側は団体側が面談時に「恫喝に終始した」と主張。団体が「外圧に対する防衛」などの名目で顧問に20年間にわたって月最大2000万円を渡す業務委託契約を結んでいたことも挙げ「まさに貧困ビジネス」と指摘した。1、2審とも処分は適法と判断。昨年3月に団体側の上告が退けられて市側の勝訴が確定し、船橋寮は廃止された。

 FISは以前は任意団体として約20宿泊所を運営。現在は複数のNPO法人で宿泊所を運営する形を取っているとみられる。

議員事務所「圧力なかった」

 議員の事務所などによると、秘書は議員の地盤である東京都内の知人から顧問を紹介され、市側との面談設定を依頼された。秘書は当時は船橋市議だった別の公明党衆院議員に市への取り次ぎを要請。顧問の求めで約30分の面談に同席。市側と名刺交換しただけで発言はしなかった。

 事務所は「市側が圧力と感じるようなやりとりはなかったと承知している」と説明。「議員は当時落選中であり、その秘書の立場で圧力をかけるのは不可能」とする一方で、団体の運営内容を知らずに依頼に応じたなどとし、「今後は要請は受けない」とした。献金を含む金銭のやりとりはなく、面談の仲介や同席について、議員本人の指示や了承はなかったという。

 これに対し、市幹部は「脅迫に近いと感じたが、訴訟では市の総意として『恫喝』という言葉を選択した」と指摘。実際に対応した職員3人は取材に「秘書の同席は政治的圧力をかけるためと受け止めた」と話した。

 取材に対し顧問と団体は「個別の契約、取引は正当な対価で行われており、不当なものはない」と説明したが、「恫喝」の有無については回答しなかった。面談を仲介した衆院議員は「秘書と市をつないだだけ」と答えた。


by hiroseto2004 | 2017-05-05 15:18 | 事故・災害・事件 | Trackback