フランス大統領選挙、マクロン当確
2017年 05月 08日
新自由主義者と「衣の下に鎧」の極右の対決となったフランス大統領選挙決選投票。
新自由主義のマクロンが勝ちました。
オランド現大統領(社会党)が、記録的な不人気の中、第一回投票では、二大政党(社会党、共和党)が敗北。オランド政権の閣僚ではありながら、無所属で立候補したマクロンが1位。「ジェンダー平等や子育て支援など西欧的なものを守る」というソフトイメージを醸し出したFNのマリーヌ・ルペンが2位。共和党のフィヨンは3位、左翼党のメランションは4位でしたがそれぞれ約2割の得票でした。社会党候補は惨敗しました。そうした中で、1位のマクロンと2位のルペンの決選投票となったのです。
しかし、フランスも新自由主義を止めない限り格差は拡大するし、空爆を止めないとテロや難民も増えるばかりでしょう。その場合、5年後には、マクロンは失望され、ルペンvsメランションの決選投票は確実ではないかとも思われるのです。
【パリ賀有勇】フランス大統領選の決選投票が7日、即日開票され、中道・独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が、極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)を大差で破り、当選を確実にした。マクロン氏は、史上最年少の仏大統領となる。主要仏メディアが出口調査の結果をもとに一斉に報じた。
by hiroseto2004
| 2017-05-08 03:28
| 国際情勢
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