白色テロに抗議、反政府デモ バーレーン
2017年 05月 27日
バーレーンでは、先日起きた政府による白色テロに対して、抗議のデモが起きています。
バーレーン各地で抗議デモが行われ、高位聖職者ガーシム師の邸宅に対する政府軍の襲撃が非難されました。
イルナー通信によりますと、バーレーン軍は抗議者を解散させるために彼らと衝突し、催涙ガスを使いました。
バーレーン政府は21日日曜、ガーシム師に対する1年間の禁固刑と資産の差し押さえを決定し、これにより、人々の抗議を招きました。
バーレーンの治安部隊は、抗議者を弾圧し、これにより数名が死亡、280人以上が負傷しました。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも、25日木曜夜、「バーレーンの治安部隊は23日火曜に平和的な抗議運動を行った人々に対して武力を行使した」としました。
アムネスティインターナショナルはまた、23日の襲撃の中で、5名が死亡、数百名が負傷したとしました。
バーレーンでは2011年2月14日から抗議運動が行われており、人々は自由や公正の確立、差別の撤廃、選挙による体制の樹立を求めていますが、政府は反対派の指導者の多くを逮捕し、口実をつけて長期間にわたり刑務所に拘束しています。
by hiroseto2004
| 2017-05-27 00:21
| 国際情勢
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