アフガンに対話を、米英仏露はイスラム圏蹂躙への反省を
2017年 06月 04日
アフガンに対話を、米英仏露はイスラム圏蹂躙への反省を
相次ぐテロの犠牲者の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
アフガニスタンでは、自爆テロが相次いでいます。先月90人が亡くなる事件が起きています。
一方、ロンドンでもまたテロが発生し、複数の犠牲者が出ています。
アフガニスタンの場合は「政府」といっても日本の戦国時代または、三国志における董卓暗殺直後みたいな感じで、実効支配できている地域は限られている。群雄割拠状態の各勢力の対話を粘り強く追求していかなければならないでしょう。既存勢力が対立を続ける間にISISが勢力を伸ばすという危険もある。
イギリスを含むいわば「帝国主義本国」へのテロは、完全に英米仏露のこれまでの誤りが背景にある。ISIS発生の根源は米英によるイラク侵攻がありました。
冷静に考えると、一般市民を巻き込む空爆をあれだけしておいて、「帝国主義本国」が無事で居られるでしょうか?フランスの場合でもテロに先行して空爆参加がありました。
逆に言えば日本が学ぶべきは、共謀罪を含む取り締まり強化ではテロは抑えきれないと言うことです。
「捕まっても死んでも良いからやったるぞ!」という人間には通用しない。
そう思う人間の総量を減らすことが、テロの確率を減らすことでもある。日本本土でまだISISのテロが起きていないのはまだそうはいっても自衛隊がイスラム教徒を殺していないので、標的としては米英仏露よりは低いと言うことはないか?そう考えると、自衛隊派兵を進める安倍政権とは、テロのリスクを高める政権でもあるのです。
by hiroseto2004
| 2017-06-04 11:43
| 反核・平和
|
Trackback