日本ブラック会社主義人民共和国連邦の黄昏 東芝、高田・・相次ぐ大手企業の破綻
2017年 06月 27日
日本ブラック会社主義人民共和国連邦の黄昏
とにかく、最近、日本の大手企業が、不祥事や重大な経営判断ミスを契機に転落していく例が枚挙にいとまがない。
日本が誇るエアバッグメーカーのタカタ(高田)が不良品をきっかけに、民事再生法申請というニュース。
東芝は、自民党政権の「原子力立国」に乗っかって、海外展開したことが徒になり、東証二部に陥落した。相撲で言えば、元大関が幕内(東証一部)から十両にまで陥落したような話である。元大関・琴風でも前頭10枚目に落ちたら引退したのだから、本当に情けない話だ。
誰か「これは不味いのでは?」と言う人間が居なかったのか?
高田にせよ、東芝にせよ、労働組合は何をやっていたのか?
え?「組合は第二人事部」だって?そいつは、ダメだ。
安倍政権から、企業まで。
「誰も、まずい、と言わず、チェック機能が働かない日本」が完成してしまっているのではないか?
日本の戦後自民党政治は、敗戦で獲得したはずの民主主義を骨抜きにしつつ、官僚を頂点に「カイシャ(大手企業)さえ良ければ全てよし」(ただし、そこから外れた人間は悲惨だし、文句を言うヤツは排除)という風土&仕組みを作り上げてきた。この仕組みは、韓国の朴正煕やインドネシアのスハルト、中国の鄧小平など多くのアジアの指導者が真似をしてきた。いわゆる「権威主義」である。
高度成長からバブルくらいまでは上手くいっていたように見えたこの仕組みも、冷戦崩壊&バブル崩壊で賞味期限切れになりつつも、ダラダラと続いてきた。
だが、もう、限界ではないのか?
安倍政権は、共謀罪も含め、「文句を言うヤツを抑圧する」方向で暴走を続けてきた。しかし、「物言えぬ状態」にすればするほど、日本の崩壊は早まるであろう。
問題は、安倍政権、自民党政治が続けば続くほど、日本の社会が手遅れになるという点ではないだろうか?一刻も早く、安倍政権、自民党政治を終了させなければならない。
by hiroseto2004
| 2017-06-27 18:06
| 安倍ジャパン
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