林応援の山尾を批判するなら、「反河村」「反橋下」の「自公民共共闘」失敗も総括を
2017年 07月 31日
林応援の山尾を批判するなら、「反河村」「反橋下」の「自公民共共闘」失敗も総括を
現職の林市長を応援した山尾代議士を批判するのはかまいません。
ただし、その場合は、「反河村」「反橋下」で自民、公明、共産、民進(連合)が共闘して勝てなかった名古屋市長選挙、大阪市長選挙の総括が必要ではないでしょうか?
一般有権者からしたら、「なぜ、自公と民共が一緒なんだ?!」と目を回したのではないか?
実際、
「自民から共産まで相乗りしている候補は何をしたいのか分からない。橋下さん(河村さん)の方が、純粋でわかりやすそう。」
という話は結構聞きました。
普段は民主党(当時)や共産党に投票している人でも、結構橋下や河村に流れた。
橋下や河村を肯定しているわけではありませんよ。しかし、特に団塊ジュニアくらい以下の人には、みんなでよってたかって橋下や河村をいじめているように見えてしまう。
自公民共で足せば勝てるかと言えばそうじゃなくて、「団塊世代くらいの既存組織に天誅!」を加えれば、日本は良くなる、大阪・名古屋は良くなると言う幻想を懐いてしまう人も多くなるのですよ。
山尾の林応援を批判するなら、「自公民共共闘」もなぜ、有権者の支持を得られず、まけたか、総括すべきである。
「政策」をきちんと打ち出すのに失敗したと思う。共闘側に、橋下や河村の悪口が先行しているイメージがついてしまったと思う。「一致点」が「橋下・河村の悪口」だけに見えてしまうと、勝つのは難しいと思う。
今回の横浜市長選挙でも、伊藤候補(元市議、江田けんじさん秘書)は林市長の国保値上げに賛成したこともあり、うまく左派票をまとめ切れなかった面があったとも思います。もうちょっと政策合意というのを野党共闘も大事にすべきでしょう。
by hiroseto2004
| 2017-07-31 08:35
| 安倍ジャパン
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