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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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イランに必死で因縁をつけようとするアメリカ

アメリカは躍起になって、イランに因縁を付けています。
しかし、そもそも、イランは核兵器禁止条約賛成国です。


  • ヘイリー国連大使、IAEA天野事務局長

核合意の取り決めを実行していない国は、一方的な形で、政治的行動により、国際的な核合意に影響を及ぼそうとしています。

アメリカのヘイリー国連大使は、IAEA国際原子力機関の天野事務局長とオーストリア・ウィーンで会談し、ツイッターにて次のようにコメントしました。

「アメリカの代表団は、イラン核合意に関する多くの疑問と共にウィーンを訪問し、天野事務局長との会談の中で適切な答えを得たが、アメリカは現在も多くの疑念や懸念を抱いている。IAEAの報告は、単純に、査察が行われているイランの核施設のみが対象となっている」

ヘイリー国連大使のこの立場は、アメリカがIAEAに圧力をかけることで、核合意をアメリカが望むような形にしようとしていることを示しています。イランのホシュルー国連大使は、24日木曜、ヘイリー大使の核合意に対する立場に反応し、イランはアメリカが浅はかな政治目的のために、核合意を悪用するのを許さないと強調しました。

アメリカの新政権の関係者は、イランが核合意のすべての取り決めを守っていることをよく理解しており、このような状況の中で、一方的に、IAEAの義務と役割を別々に解釈して、核合意に影響を及ぼそうとしています。また、一時期、イランの核計画に影響を与えた、偽の問題を持ち出すことで、再び吹き込みを行い、核合意に影響を与える下地を作り出そうとしています。

PMD・イランの核計画に関する軍事的な側面の可能性の問題は、イランと6カ国の核合意が締結されたときに終了しました。核合意締結前の一時期、6カ国の一部が、IAEAに提示した疑わしい情報により、イランの核計画と協議のプロセスに悪影響をを与えました。一部の国は、イランは軍事施設で核活動を行っていると主張していますが、この主張はまだ証明されていません。

別の問題に着手させるため、IAEAに影響力を及ぼそうとするのは、アメリカの新たなゲームであり、これによってアメリカは、イランが核合意に違反したという理由を作ろうとしています。また、アメリカのトランプ大統領は、核合意から離脱するため、イランに核合意を違反させようとしているのです。これに関して、イラン国会の国家安全保障外交政策委員会のメンバー、ジャマーリー議員は、23日水曜、PMDの問題は核合意で終わったとして、次のように語りました。

「IAEAによるイランの軍事施設の視察は規定にはなく、核合意によれば、核施設の視察のみが許可されている」

2016年1月からの核合意の実施により、天野事務局長は、7つの報告の中で、イランの核合意遵守を強調しています。このような状況の中で、IAEAには独立機関として、アメリカの吹き込みの影響を受けないことが期待されています。これに関して、イランのザリーフ外務大臣は、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表と天野事務局長に書簡を送り、「この重要な国際機関に対するアメリカの圧力行使は、核合意の内容と精神に反しており、IAEAはこの問題に適切に対応すべきだ」と強調したのです。


by hiroseto2004 | 2017-08-26 22:13 | 国際情勢 | Trackback