速報 茨城県知事選挙
2017年 08月 27日
茨城県知事選挙の速報です。
自民・公明が推薦する新人の大井川候補が、当選確実という結果になってしまいました。
茨城県知事選挙は、言ってみれば、7選をめざす現職に、自民党中央が刺客を送った形です。
保守分裂となった。そうした構図の中で、市民連合が推す鶴田まこみさんが立候補しました。
現職の橋本知事が突然、東海原発再稼働反対を打ち出しました。その結果はどうだったか?
そもそも、
橋本知事へは高齢多選批判という逆風。
大井川候補は自民党・安倍政権への逆風。
他方で、茨城県は伝統的に保守系がガチガチに強いということもある。特に自民党県議団は
長年にわたって県政を牛耳ってきた。しかし、橋本知事が2009年以降、これと距離を置いた、というのも
実情です。
無党派の中でも
自民党批判票(中央にも県議団にも批判的)は、橋本知事へ。
高齢多選批判票は、大井川候補へ。
このように流れたのではないか?
鶴田候補は、そういう意味では割を食った。
ただ、だからといって立候補に意味がなかったかと言えばそれは違う。
原発再稼働反対を急に言い出したからと言って、現職に市民連合まで相乗りした場合はどうなるか?
「そうはいっても、高齢多選、長期政権で評判が芳しくない人」
に相乗りした、として、無党派層からの評判が落ちる危険はある。
それこそ、大阪ダブル選挙や名古屋市長選挙の二の舞のような危険はあるでしょう。
橋本+鶴田で50%を超えているからと言って、一本化すれば勝てると言えばそれは違うと思います。
鶴田候補の「清新さ」を好む層の一部が、大井川候補に流れる危険があるからです。
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by hiroseto2004
| 2017-08-27 21:06
| 選挙
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