ミャンマー西部で戦闘、混乱深まる
2017年 08月 28日
背景には、スーチー政権になっても、ムスリムへの弾圧が続いていることがあります。
http://www.asahi.com/articles/ASK8X33WKK8XUHBI012.html
ミャンマー西部ラカイン州マウンドーで25日未明に起きた武装集団による警察施設の襲撃事件を発端とした戦闘で、同国政府などによると、死者は100人を超えた模様だ。2千人以上のイスラム教徒ロヒンギャが隣国バングラデシュなどに逃げたとみられ、混乱が深まっている。
政府によると、28日までに警官や軍の兵士十数人、武装集団約80人が死亡したほか、武装集団に襲われた複数のヒンドゥー教徒の民間人も犠牲になったという。地元メディアは、バングラデシュ側の避難民への取材で、約2千人のロヒンギャが国境を越えて逃亡しようとしていると伝えた。
マウンドーはバングラ国境に近く、仏教徒が9割近くを占めるミャンマーで、イスラム教徒のロヒンギャが多数派の地域。25日未明に、約20カ所の警察施設が刃物や棒を持った数百人の武装集団に襲われ、その後、治安部隊が掃討作戦を開始した。住民によると学校や病院は閉鎖され、外出できない状況だという。
by hiroseto2004
| 2017-08-28 15:29
| 国際情勢
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