民主党2009の良い点・・租特廃止・整理
2017年 09月 05日
民主党2009の良い点・・租特廃止・整理
民主党2009で良かったことの一つに、租税特別措置を廃止・縮小したことがあります。
日本の法人税は、租税特別措置が多くあり、実際に最高税率で納めている企業はない(山本太郎議員の質問への政府の回答)。
そもそも、戦後復興期に重厚長大産業を加速しないといけない時期につくられた制度がそのまま残ってしまっているのです。とにかく、重厚長大産業を軸とするカイシャを発展させ、復興を加速させろというのが制度の趣旨であった。
しかし、その役目は終わっています。むしろ、今となっては、何に投資するかも含めて、基本的には、個々の企業の経営判断に任せた方がよい。政府はルールづくりに徹した方が良い。
変に優遇措置が残っていると、企業も、いつまでも古い分野に未練が残り、時代のニーズに合致した対応した投資に回しにくくなる。そういう意味からしても、整理・縮小を民主党2009がしたことは良かった。
安倍政権になって、お友達企業ばかり優遇のお金の流れに逆戻りしてしまったのは残念ですが。
by hiroseto2004
| 2017-09-05 20:39
| 経済・財政・金融
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