ヨーロッパ諸国の大使、核合意を強く支持
2017年 10月 05日
欧州各国の大使らが改めて、イランと6カ国の核合意を支持しています。
トランプの異常な孤立ぶりが浮き彫りになっています。
ヨーロッパ諸国の大使、核合意を強く支持
スイス・チューリッヒで開催されたイラン・ヨーロッパフォーラムで、ヨーロッパ5カ国の関係者が、核合意の継続とイランとの協力拡大の重要性を強調しました。
イルナー通信によりますと、イギリス、ベルギー、デンマーク、ポーランド、オランダの5カ国のイラン駐在大使は、4日水曜、チューリッヒで行われたイラン・ヨーロッパフォーラムで、核合意は重要な国際合意だとし、「すべての関係国は、その実施を継続すべきだ」と強調しました。
イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカ政府は核合意の一員でありながら、常に、この合意の実施に違反しています。
イラン駐在のホプトン・イギリス大使は、イラン・ヨーロッパフォーラムで、「イギリス政府は核合意を成功させる決意であり、この国際合意の利点とその維持の必要性に関する話し合いを続けていく」と語りました。
イラン・ヨーロッパフォーラムは、4年前、イランと西側諸国の貿易や外交を支援し、強化する目的で創設されました。
このフォーラムは、さまざまな商業部門の関係者と政策決定者の関係を構築し、情報を交換するとともに、イラン経済の発展に取り組む民間団体、政府、経済関係者が毎年定期的に会合を開くための機会となっています。
第4回イラン・ヨーロッパフォーラムは、3日火曜からチューリッヒで開催されています。
by hiroseto2004
| 2017-10-05 18:00
| 国際情勢
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