イランに因縁のトランプ、完全に国内でも孤立
2017年 10月 21日
トランプは完全に国内でも孤立しています。三分の二が、核合意離脱に反対しています。
CNN,「アメリカ人の3分の2は、同国の核合意離脱に反対」
CNN,「アメリカ人の3分の2は、同国の核合意離脱に反対」
アメリカのCNNが行った世論調査の結果、アメリカ国民の67%が同国の核合意からの離脱に反対していることが明らかになりました。
この世論調査の結果は、トランプ大統領の反イラン的な発言の1週間後の20日金曜に発表されたもので、トランプ大統領の立場がアメリカ国民の多数派と大きく対立していることを示しています。
トランプ大統領は今月13日、イランの核合意遵守を確認したIAEA・国際原子力機関の8つの報告に注目せず、イランの核合意の遵守を認めない意向を明らかにしました。

国際的な合意としての核合意の破棄を目的としたトランプ大統領のこの表明の後、アメリカ議会は60日間の猶予期間の間に、対イラン制裁の再行使に関する決定を下すことになっています。
アメリカ議会が、対イラン制裁の再行使を可決した場合、アメリカは核合意から離脱することになります。
by hiroseto2004
| 2017-10-21 22:09
| 国際情勢
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