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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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2017総選挙 ここまでの総括

確かに、与党で3分の2を占めさせたのは痛い。
改憲議席と言う意味は言うまでもない。
もう一つは、野党が3分の1を取っていれば、安倍内閣提出の悪法に対して、参院で野党が抵抗しても、与党はいわゆる衆院での再可決=60日ルールを使えない。これは、大きい。
労働法制改悪なり、安保法に基づく海外派兵案なりを阻止できる可能性が高くなるからだ。

そして、小池百合子は完全にお助けウーマンと化した。東京では、立憲と希望両方出た選挙区ではことごとく、立憲の方が得票数は多かった。希望の党が刺客を出さなければ明らかに立憲が勝ったような選挙区もたくさんある。

それはそうだが、一方で、冷静に考えると、2017年衆院選の結果は、2012年の衆院選の結果と大差は実はないともいえる。

希望の党が当時の日本維新の会の位置を占めているとも言える。
2012年の維新、2017年の希望の党の獲得議席は、「既存組織・公務員に天誅!」的な人たち=安倍よりも新自由主義的な人たちのマックスの議席とも言える。

立憲民主党は、旧民主党と比べると、左へシフトした形で再現されたとも言える。

Naoko (@konahiyo):

枝野「自らの候補を降ろすという大変厳しい選択をしてくださった共産党と社民党に敬意と感謝を申し上げたい」
志位さん、なんども深く頷く。
志位さん、ありがとうございました。
これからうまく共存できる関係が築ければいいのだけど。

日本共産党にとっては、比例票を確保する上で小選挙区候補がいないのは正直痛かった。

本社社主も、2016参院選で共産党を支援させていただいたが、2017衆院選では参院選ではなかった困難があった。広島3区では、候補者がいないので、共産党の公選はがきは出せない。このために、支持呼びかけには大変苦労した。同じ苦労は全国各地であったろう。共産党の議席減少は、案の定、と言う結果になってしまった。

ただ、立憲民主党も、きちんと、なぜ自分たちが特に小選挙区で当選できたか。小選挙区で敗れた人も比例復活できたか。そのことを忘れずに、海外派兵阻止、格差是正、消費税増税ストップ・不公平税制是正、労働法制改悪ストップなどにこれまで以上に市民・労働者と野党の共闘で取り組んで頂きたい。

そして、もう一つは、小選挙区制の廃止を、市民と野党の共闘は課題とすべきではないか?

東京都内でも、自民党候補・公明党が過半数を取った選挙区は12,13,17,25区で4つに過ぎない。

石原伸晃さんでさえ4割を切っての当選だ。

小選挙区制の弊害は火を見るより明らか。

自民党議員も、安倍総理の機嫌を損ねれば公認取り消し、落選になりかねない。そういう意味からすれば自民党にだって小選挙区廃止論者はいるだろう。

超党派での小選挙区制廃止の機運を盛り上げたい。

立憲民主党が野党第一党確実になったのも「救い」である。

野党第一党党首が小池か枝野かでは大違いである。

マスコミの扱い方も変わってくる。自民党も慣例上、立憲民主党の方を尊重せざるを得ない。今回の選挙の「救い」の一つである。




by hiroseto2004 | 2017-10-23 01:43 | 衆院選2017 | Trackback