バブル時代の「庶民生活は意外と苦しい」が再現されている
2017年 10月 24日
バブル時代も上回る株価上昇が続いている。
しかし、庶民生活はその実感はない。
実はそれはバブル時代もそうだった。
大都市周辺の土地所有者を除いてはそんなに良い訳ではなかった。
だからこそ、バブルと言われた。
あの時代こそ、竹下登により、消費税増税に先行してお金持ち減税が行われた。
円高に対応した金融緩和とあいまって、いわゆる過剰流動性が蓄積しバブルが起きた。
今も似ている。アベノミクスは庶民にはとどかず投機経済を肥えさせている。
なお、就職戦線も売り手市場なのも共通している。
但し現在のそれは、若者が少ないからこそのものでアベノミクスの成果ではない。
介護や子育て・教育の不安、劣悪な労働環境などは解決していない。その反映が年齢が上がるにつれて下がる内閣支持率である。
とりあえず就職することが至上命題の10代~20代前半では人気でも、年齢が上がるにつれて直面する教育なり医療・介護なりの問題を解決していないことに気づいていくから当然である。
その意味でもアベノミクスは「バブル」である。
by hiroseto2004
| 2017-10-24 10:30
| 経済・財政・金融
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