広島県・現知事への違和感の正体「行政のすべきことからの逸脱」
2017年 10月 27日
広島県・現知事への違和感の正体「行政のすべきことからの逸脱」
広島県知事選挙中なので、わたしの正直な思いを書きます。
現知事・湯崎英彦さんをわたしは、2009年の初当選時には応援させて頂きました。
しかし、今の湯崎さんには「違和感」しかないのです。
その「違和感」の正体とは何か?
前知事(藤田雄山、故人)の県政は、前半は特に、当時の「天皇」とも「知事」とも恐れられたH県議会議長に牛耳られ、腐敗しきっていた。H「天皇」(知事)は、本物の知事に毎年のように県単独事業での補正予算を出させてきた。
ただ、いまから思えば、それは、「行政がすべき仕事の中での配分のゆがみ」です。
ところが、湯崎現知事のしておられることは「行政のすべきことからの逸脱」なのです。これが違和感の正体です。
いわゆる知事肝いりでつくられた、ベンチャー支援の「ファンド」。
だが、そもそも、民間企業に出資して儲けるなどというのは、民間の投資銀行なりなんなりがやれば良いことです。本当に社会的に有用性が認められる良い事業ならクラウドファンディングなどの手法も使えます。
それを行政がやるというのはどうみても逸脱ではないのか?
例え利益が出たとしてもです。
そして、当該企業が労働者を低賃金でこき使って利益を上げ、その結果として株価が上がっても、「よし」とするのでしょうか?それは違うでしょう。
もう一つは、「グローバルエリート養成校」。
長野県ではある女性が発起人となって、造っているのは事実です。しかし、この女性が、民間の立場で、出資を募って立ち上げたことです。民間でやられるのはかまいませんよ。
それをわざわざ県でやる必要がどこにあるのか?
いまでも、先生が不足して、担任もいない学級もあるというのにです。
現知事はイクメンでイメージは良いが、行政が本来やるべきことからは逸脱している。そのことを強く感じます。
#広島県知事選挙
by hiroseto2004
| 2017-10-27 20:31
| 広島県政(広島県議会)
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