【小池百合子】本質は旧自民党竹下派右派のクーデターが失敗しただけ【備忘録】
2017年 10月 28日
【小池百合子】本質は旧自民党竹下派右派のクーデターが失敗しただけ【備忘録】
小池百合子の失速について、いろいろ評論はある。
どのご意見も、決して間違いではないし、側面の一つとしては正しい。
しかし、一番の本質は「旧自民党竹下派右派」によるクーデターが失敗しただけである。
小池百合子は、竹下派右派の流れに属しているといえる。
師匠の細川護煕も熊本県知事の前は田中派の参院議員であったし、その後の師匠は小沢一郎、二階俊博である。
竹下派右派の小池百合子が、清和会(旧福田派~三塚派~森派~町村派~細田派)と旧宮沢派(岸田派)の連立である安倍を打倒しようとした本来は自民党内のクーデターである。
1993年の細川政権もそういう側面はあった。旧竹下派の流れが、社会党右派や公明党や連合と組んで宮沢派と福田派を政権の座から降ろした。そういうことである。
しかし、それは長続きしなかった。羽田政権発足後、さきがけと社会党を事実上排除してしまったのだ。羽田政権は、少数与党となった。
旧福田派の亀井静香、そして旧宮沢派の河野洋平、そして福田派の流れを汲むさきがけが、社会党の村山富市を組んで、旧竹下派を政権から追い落としたのである。
今回も、小池百合子は、連合と共産党を怒らせて、失速してしまった。
総理の座に就くことなく、失速してしまったということは、小池百合子はやはり小沢一郎や細川護煕よりははるかに小物、ということなのだろう。
希望の党も今後はおそらくは、小池を追放して、民進党化していくということになるだろうし、年末に掛けて政党交付金目当てで解党&新党騒ぎになるであろうことは、多くの国民も予測しているとおりになるだろうが。
by hiroseto2004
| 2017-10-28 11:28
| 衆院選2017
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