人間型ロボットへのサウジ市民権付与に批判が集中
2017年 10月 30日
サウジアラビア(サルマン被疑者)は、女性や外国人労働者の人権を蹂躙する国として、また隣国イエメンへの空爆で市民の命を奪っている国として悪名が高いです。
そのサウジアラビアが他方で、人間型ロボットに市民権を与えるということです。
そもそも、サウジアラビアは専制王制の国。王様が決めれば何でも出来るのですから
何でもありと言えばありです。
しかし、人間型ロボットに市民権を与えつつ、女性や外国人労働者は人権蹂躙。
要は、「王様に反抗しないものはよし」、ということですね。
サウジアラビア以外に住んでいる我々の将来にも決して無関係ではないと思います。
人間型ロボットへのサウジ市民権付与に批判が集中
サウジアラビアで、外国人労働者の人権が蹂躙されている一方で、人間型AIロボット「ソフィア」に同国の市民権が与えられたことに批判が集中しています。
サウジアラビア・リヤドで開かれた経済会合コンベンション「Future Investment Initiative」の傍ら、27日金曜に人間型AIロボット・ソフィアが史上初めて同国の市民権を与えられました。
サウジアラビア政府によるこの驚くべき行動への反応として、バーチャル空間のユーザーらは同国での女性の基本的人権の蹂躙に抗議しています。
サウジアラビアでは、女性は自らの血縁上の第1親等の男性の同伴なしには外出ができないことになっています。
サウジアラビアでは、女性に対する性的不平等や厳格な法的取締りを受けて最近、女性たちが、「自分たちこそが自らの保護者である」といった運動の中で、個人的、社会的な権利の回復を求めました。
現在、イギリスに在住し、女性の権利の分野で活動するサウジアラビア人のある活動家マナル・アルシャリフ氏は、アメリカCNNのインタビューに対し、「サウジアラビアでは、今なお女性は少数派と見なされ、同国のサウード政権は女性を同国社会の一員として受け入れておらず、サウジの社会では女性は、女性に関する法律に沿って行動することが義務付けられている」と語っています。
by hiroseto2004
| 2017-10-30 22:15
| 国際情勢
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