明治維新150周年、先進国から転落が明らかになってきた日本
2017年 10月 31日
来年は明治維新150周年である。
わたしが思うには、「アジアではトップ」だったはずの日本が、完全にその地位から転落したことが明白になる節目になると思う。
安倍晋三は今回の衆院選で続投が決まったため、「先進国としての日本」最後の総理になる可能性が高まった。
正直に言えば2011年の東電福島第一原発事故で、既におかしくなっているのは明らかだった。
しかし、あれから6年。日本がおかしくなっているのはあきらかである。
2017年の日本は
・東芝の経営危機
で幕を開けた。
・神戸製鋼の不正
・日立製作所の新幹線が水浸し
・いずすが無資格検査
など、信じられないことが相次いだ。これが日本で起きていることなのか?と。
さらに
・給料が低すぎて、外国人労働者が来なくなった岐阜の繊維産業
というのも、隠れた大きなニュースだと思う。
そして、既報の通り、「梅毒の激増」である。
・郵便の遅配
もひどいという。
日本は、明治維新以降、一貫して、西洋の近代合理性を真っ先に取り入れた国として、時として、他のアジアの国々に対して見下してきた面はある。
ところが、そんな「自信」がもろくも打ち砕かれつつある。
なぜ、こんなことになってしまったのか?
安倍総理は株価や就職市場の改善を持って、アベノミクスは成功だという。
しかし、株価はバブルの色彩が強いし、就職市場については、単純に若者がどんどん減っているから、また、給料が国際比較で安くなって外国人も思ったほど入ってこないから、にすぎないだろう。
大本営発表も良いところである。
いい加減に大本営発表を止めて「敗北」を認めないと大変なことになる。
by hiroseto2004
| 2017-10-31 20:22
| 歴史
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