拉致被害者を犠牲にしてでも朝鮮を攻撃しろとは?!
2017年 11月 05日
拉致被害者を犠牲にしてでも朝鮮を攻撃しろとは?!
最近、安倍晋三さんを強く支持する方々の間で「拉致被害者を犠牲にしてでも、朝鮮を先制攻撃しろ」などという言論がネット上でも目立っている。
いったいどうなってしまったのだろうか?
そもそも、先制攻撃などすればそれこそ、国際法違反だろう。
罪のない多くの市民が巻き込まれる。
だいたい、日本だってただでは済まない。別に核ミサイルでなくても普通のミサイルが何発か原発に落ちたり、それこそ、韓国の原発がやられただけでも、韓国よりも偏西風の風下の日本の方が被害が大きいと言われるくらいだ。
「落ち着け」と申し上げたい。
そもそも冷戦時代も朝鮮は日本人を拉致しまくったり、ラングーン事件などを起こしてきた。「今、急に脅威が高まった」訳でもないのである。その背景として「朝鮮戦争が法的に終わっていないこと」が挙げられる。米朝(正確には国連軍と朝鮮)の法的な戦争終結こそ必要である。
拉致問題は人道問題であり、基本的には日本が自分で交渉して解決するしかないだろう。(当然、その際、在朝被爆者への支援も、韓国やアメリカに在住の人並みに行えるようにすべきだ。これも人道問題である。)
トランプが、拉致被害者に同情して朝鮮を攻撃し拉致被害者も犠牲に、なんて、悪い冗談でしかない。
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by hiroseto2004
| 2017-11-05 18:53
| 国際情勢
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