11月12日執行の広島県知事選挙に当たっての政策提言(追加)危険な組体操禁止令/イッキのませ禁止令/過労死予防条例(仮称)
2017年 11月 05日
10月26日告示・11月12日執行の広島県知事選挙を前に提言します(随時更新)
11月12日執行の広島県知事選挙に当たっての政策提言(追加)
11月12日執行の広島県知事選挙にあたり、「清潔であたたかい民主県政をつくる会」の高見あつみ候補を応援する立場で、10月26日の告示日に発表したものに加え、以下の3項目を緊急に提言する。
2017年11月5日 広島瀬戸内新聞社主 さとうしゅういち
緊急提言1,危険な組体操禁止令
緊急提言2,イッキのませ禁止令
緊急提言3,過労死予防条例(仮称)
11月12日執行の広島県知事選挙に当たっての政策提言(追加)
11月12日執行の広島県知事選挙にあたり、「清潔であたたかい民主県政をつくる会」の高見あつみ候補を応援する立場で、10月26日の告示日に発表したものに加え、以下の3項目を緊急に提言する。
2017年11月5日 広島瀬戸内新聞社主 さとうしゅういち
緊急提言1,危険な組体操禁止令
広島県内の学校において、組体操のうち特に危険なもの(ピラミッド・タワー等)については(事実上も含む)強制による実施を禁止。(大阪市教育委員会が実施済み)。違反した教職員は懲戒処分。
緊急提言2,イッキのませ禁止令
広島県内において、一気飲みを強制し、死亡・重体など重大な事態を招いたものは条例により厳罰に処す。
そのものが、広島県立大学の学生の場合は、規則により一発で退学処分とし、教職員の場合は懲戒免職とする。
細かい処分や量刑などについては、県民や議会と議論し、現行法の法体系と整合性を取りつつ、決めていく。
緊急提言3,過労死予防条例(仮称)
過労死や過労による死亡事故(例:山陽自動車道における過労状態の運転手による事故)を出した事業所は、改善が見られるまでの間、広島県の物品・サービス購入先、公共事業などの入札から除外する。
理由
緊急提言1「組体操禁止令」について
広島県内でも組体操による死亡事故が発生している。そもそも、組体操は、過去においては全体主義的な体制の国において取りまれてきた。しかし、現在では日本を除いて学校で強制的(事実上も含む)に危険な組体操を生徒に行わせるような国は主要国では存在せず、ブラジルなど盛んな国でも、民間団体のボランティアで取り組まれている。
そもそも、組体操は強制的にやらなくても問題ない一方で、事故のリスクはつきまとう。大阪市では、ピラミッドやタワーを禁止した。スポーツ庁は安全が確保できない場合には中止、と言う旨の通知は出している。しかし、生徒の人命と人権を守る観点から強制(事実上も含む)ピラミッド・タワーなどは「禁止」とする。強制力を持たせるため、違反した教職員には懲戒処分とする。
緊急提言2「イッキ飲ませ禁止令」について
2010年代に入っても、大学生を中心に、いわゆる「イッキ飲ませ」による悲劇は後を絶たない。啓発だけでなく、罰則を伴う条例の制定を行う必要がある。県立大学の学生については、他人に強制し、その結果重大な結果を招いたものを退学処分とすることで県としてイッキのませを許さない姿勢を示す。
緊急提言3,過労死予防条例(仮称)について
全国的にも過労死、そしていわゆるブラック企業が問題となっている。広島県内の山陽道では2016年3月、過労状態の運転手のトラックが渋滞の列に突っ込み、大惨事を引き起こした。過労死や過労から重大事故を引き起こすように追い込む「働かせ方」をなくすには、啓発から踏み込み、断固たる姿勢を県として示す必要がある。
初等中等教育での危険な組体操の強制、大学生時代を中心とするイッキ飲ませ、そして勤労者を過労状態に追い込む働かせ方は、それぞれの年代における個人の尊厳を蹂躙する代表例と言える。
平和は、ただ戦争がないだけでなく、個人の尊厳が守られていることである。広島県は世界最初の戦争被爆県として、また「つくりだす平和」を求める県として個人の尊厳を守るため、上記の政策を打ち出すべきと考える。
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by hiroseto2004
| 2017-11-05 21:13
| 広島県政(広島県議会)
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