アメリカの「ルイ14世」トランプ、さっそく総攻撃開始「日本のせいで貿易赤字」 安倍ジャパンのゴマすり虚しく
2017年 11月 06日
アメリカの「ルイ14世」トランプ、さっそく総攻撃開始「日本のせいで貿易赤字」 安倍ジャパンのゴマすり虚しく
来日中のトランプが貿易問題で日本への総攻撃を開始しました。
「いくら、ゴマをすられたって、言うことは言うよ。」
これがトランプの姿勢ですね。
日本との貿易赤字を減らす。これが選挙公約でそれに忠実に彼は動いているわけです。
本来、貿易というのは多角主義(かいつまんで言えば一国相手の貿易収支を問題とはせず、全体でバランスを取る)が現代世界における建前です。
だが、二国間で自動車などのアメリカ製品を押し売りしようとしているのがトランプです。
そして、もうひとつ、アメリカが押し売りしたいのは、「武器」である。朝鮮の危機を煽って日本に、イランの脅威をねつ造してサウジなどに、武器を買わせるのがトランプの手口。
ともかく、トランプのやっていることは、これまでのアメリカの建前の「自由貿易主義」やブッシュ・クリントンらネオコンの「新自由主義」とも少し違う。やはり、ルイ14世の「重商主義」がもっともピッタリきます。
これは、TPP以上に問題です。安倍政権のままでは、ゴマをすってもすっても攻撃してくる「アメリカのルイ14世」トランプに、なすすべもないという状況になるのではないか、と危惧されます。
来日中のトランプ米大統領は6日午前、駐日米大使公邸で日米の経済関係者を前に演説。「米国は長年、日本に対する巨額の貿易赤字に苦しんできた」「われわれは公正で開かれた貿易を目指しているが、日本との貿易は公正でも開かれてもいない」と不満をブチまけ、「多くの日本車が米国で売られているのに、米国車は事実上、日本に輸出されていない。交渉が必要だ」と強調した。
トランプは米国の対日貿易赤字を問題視した上で「双方にとって公正で、より良い貿易協定を、非常に迅速かつ友好的なやり方で見いだすことがきっとできる」と述べ、日米間の「自由貿易協定(FTA)」交渉入りに強い意欲を示した。
トランプが6日の安倍首相との首脳会談でも貿易問題を取り上げるのは確実で、その場合、安倍首相は経済対話の枠組みでFTA交渉入りを迫られることになる。
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by hiroseto2004
| 2017-11-06 19:41
| 国際情勢
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