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by hiroseto2004
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【世界史/備忘録】東側に30年遅れでぐだぐだになる西側・・ポストモダン期の終焉

【世界史/備忘録】東側に30年遅れでぐだぐだになる西側・・ポストモダン期の終焉

ここ1,2年で、いわゆる東側(ソ連・東欧)と対になっていた西側が、東側に遅れること30年で急速にぐだぐだになったといえる。

東側がぐだぐだになる大きな契機はずばり1986年の「チェルノブイリ原発事故」だったと思う。

そして、1989年にはゴルバチョフは東欧の「植民地」を完全に手放し、1991年には、ソ連国内の植民地も完全に手放した。

それにより、西側、特にアメリカは一時的に「一人勝ち」のような状態になった。






そして、新自由主義グローバリズム(資本主義の暴走)が加速したのである。

アメリカや欧州は調子ぶっこいて新自由主義を押しつけつつ、「民主主義を広げる」と称して、新たな植民地主義を進めていった。具体的には「対テロ戦争」などと称した中東などを「空爆しまくり」である。

だが、それは結局の所、帝国主義諸国内部に階級格差を拡大するとともに、欧米帝国主義への特にイスラム圏の人々の恨みをさらに蓄積していった。

この時代の主流派「多様性尊重」などは掲げつつも「中東空爆しまくり、格差拡大しまくり」の「ポストモダニズム」であり、代表的な政治家としてはクリントン夫妻、ブッシュ父子、シュレーダー、ブレアなどが挙げられる。日本国内では、民主党右派でならした前原誠司さん、民主党入党前の小沢一郎さんや、小泉純一郎さん、小池百合子さんなどが挙げられる。

こうしたポストモダニズムの主流に対して、
1,新自由主義グローバリズムを正面から批判する運動(1999年シアトルでの反WTO闘争が一つの象徴)~反緊縮の左翼
2,極右民族主義の流れ
3,イスラム過激派の流れ
が産み出されていった。

なお、いわゆる西側でも日本は、少し特殊である。
欧米における新自由主義の矛盾に加えて、高度成長期の「成功体験」にあぐらをかいていることによる害毒に徐々にむしばまれていったと言えよう。
産業政策面ではエネルギーシフトなど新分野に乗り遅れたと言うこと。
社会政策面では、企業内福祉から社会福祉への転換に失敗したということが挙げられる。
日本においては、1868年の明治維新以降、「アジアにおける近代化のトップランナーであり続けた時代」がまさに終わろうとしている。
日本はちょうど、「アジアにおける近代化のトップランナーであり続けた時代」と「ポストモダン」の終焉双方が同時にやってくる「歴史の大激変期」に来ている。

欧米に話を戻すとアメリカは特に、これまでの反省もなく911テロを契機に「空爆しまくり」路線を強化したが、泥沼にはまっていった。
内部では格差が拡大した。
主に年配者は右派に、若者は新しい左翼やISに。
ぐだぐだになっていったのである。

2016年には、BREXIT、トランプ当選が世界を揺るがしたのである。

いま、アメリカ自身も、多極化に対応した外交を展開している。

「東西冷戦期」(モダン)と今後のトレンドになるであろう「多極世界期」の端境期の「ポストモダン」の約30年が、今終わろうとしていると思う。

そのこと自体は歴史の必然だったと思う。

ただ、問題は「ポストモダン」終焉の道連れになって「人権」(個人の尊厳)が失われる危険があると言うことだろう。

世界における「ポストモダン」終焉、日本における「アジアにおける近代化のトップランナーであり続けた時代」終焉に対応しつつ、個人の尊厳を守るという方向性の流れを強めていかねばならない。


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by hiroseto2004 | 2017-11-11 17:08 | 歴史 | Trackback