【米外交専門誌】トランプ政府が、サウジの犯罪から世論の目を逸らすために努力
2017年 11月 23日
国連安保理もイエメンのサウジへのミサイル攻撃(イエメン側からすれば自衛権行使に他ならないが)へのイランの関与を否定しているのに、イランに因縁を付け続けるトランプ。結局の所、サウジの犯罪から目を反らすことが狙いと外交専門誌も指摘しています。
加えれば、イランの脅威を煽ることでサウジに武器を買わせるというのもあるでしょうね。
アメリカ政府が、サウジの犯罪から世論の目を逸らすために努力
トランプ大統領のサウジアラビア訪問
アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーが、「アメリカ政府は、新たに反イラン的な世論操作を行い、サウジアラビアの犯罪行為から国際世論の目を逸らそうとしている」と報じました。
フォーリンポリシーは、「国連安保理が、サウジアラビアに対するイエメン軍のミサイル攻撃にイランが関与したとする主張を否定しているにもかかわらず、アメリカは同国の情報機関に圧力を行使することで、イランに対する新しいプロパガンダを行おうとしている」としています。
また、「アメリカ政府がこのようなメディアによる攻撃計画により目的としているのは、イエメン戦争へのイランの関与に関して、国連内のアメリカの同盟国に同意を取り付けることだ」としました。
さらに、「アメリカ政府のこの行動は、安保理でのイランの孤立化と、対イラン追加制裁の行使に向けたアメリカの大掛かりな計画の一環だ」としています。
by hiroseto2004
| 2017-11-23 22:45
| 国際情勢
|
Trackback