ユニセフ、「イエメンでは10分に子供1人が死亡」/サウジによる空爆続く
2017年 11月 26日
サウジアラビア王室空軍(国王・サルマン被疑者)による2015年3月から続くイエメン空爆。
そして、イエメン軍のリヤドへのミサイル攻撃への「報復」と称しての封鎖。
イエメンでは10分に1人の割合で子どもが亡くなっています。
25日にようやく、国際的な圧力によりサウジはサヌア空港にワクチンを積載した飛行機の
着陸を許可しました。
他方で、サウジアラビア王室空軍による空爆は続いています。
一刻も早い空爆の停止、そして、経済封鎖の停止を、市民の力で国際世論を盛り上げ求めていきましょう!
アメリカもいつまでもサウジアラビアへの軍事支援を続けるな。その声も上げていかないといけません。
ユニセフ、「イエメンでは10分に子供1人が死亡」
ユニセフが、イエメンの首都サヌアにワクチンを積載した航空機が着陸したとし、イエメンでは10分に一人の割合で子供が死亡していることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、これらのワクチンは、ジフテリア、百日咳、結核に対する免疫力の強化を目的にイエメン全国の子供60万人のために利用されます。
国際的な圧力を受け、サウジアラビアは、25日土曜、1ヶ月ぶりに、医薬品など支援物資を運ぶ4機の航空機にサヌア空港への着陸を許可しました。
この数週間、各国や国際機関の関係者は、イエメンにおける人道上の惨事の発生について警告していました。
イエメン各地に対するサウジアラビアの攻撃で、モスクと家屋が破壊
サウジアラビアの戦闘機がイエメン各地への攻撃を継続する中、民家や政府系機関、民間施設などを爆撃しました。
イエメンのサバーネット通信によりますと、サウジアラビアの戦闘機は、イエメンのサヌア州にある数軒の民家とモスク1軒を爆撃し、破壊しました。
また、サウジアラビアの戦闘機はイエメン南部シャブワ州も空爆しています。
さらに、イエメン南西部タイズ州もサウジアラビアの戦闘機に爆撃され、イエメン北西部サアダ州の住宅地もサウジアラビアの攻撃による被害を受けています。
by hiroseto2004
| 2017-11-26 20:23
| 国際情勢
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