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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【日馬富士引退&貴乃花親方「国体」発言】大相撲が国政より重要とは思わないが、大相撲問題が変な思想闘争へ向かう危険については頭の片隅に

【貴乃花親方「国体」発言】大相撲が国政より重要とは思わないが、大相撲問題が変な思想闘争へ向かう危険については頭の片隅に入れておいた方がいい


貴ノ岩関に暴力をふるったことを認めた横綱・日馬富士関が引退しました。

わたしは、大相撲の問題が国会とかあるいは国連軍縮会議とかより重要、とは毛頭思いません。

しかし、貴乃花親方が、「日本国体を担う相撲道精神」ということをおっしゃったのには、危うさを感じる。

貴乃花親方が、八百長について厳しい方であるのは存じているし、八百長がモンゴル人力士の中でかなり横行しているのではないか、という疑念は正直、わたしも持っています。貴ノ岩はそうした中では「ガチンコ」で有名だったというのも事実。

ただ、八百長への憤りの勢い余って、2.26事件の青年将校
のような方向へ貴乃花親方が突き進むこと、そのことが、日本全体にもそれなりの影響を与えることの危険性については頭の片隅にくらいは入れておいた方がいいと思います。

わたしは、かなり貴乃花親方が確信犯的に青年将校のようなフレーズを使っておられると思う。

純粋に「八百長反対!」なら支持できるが、そこに「日本国体」云々が加わってくると、貴乃花親方が純粋な面を持っておられるからこそ、余計に身構えてしまう。

「国体」が、基本的人権の尊重・国民主権・戦争放棄の三本柱からなる「現行憲法」という意味の「国体」ならまだ、わからないではないが、「国体」というときは、やはり戦前の青年将校などが使った文脈だろう。

今後の動向に念のため、注意は払っておいた方がいいと思う。


以下の中島武志さんの一連のツイッター投稿が参考になります。

貴乃花親方が千秋楽打ち上げのスピーチで「日本国体を担う相撲道の精神」という言葉を使っている。直後に天皇陛下の書に言及しているので、「国体」というを意識的に使っていることがわかる。現在の騒動が、危うい思想闘争に発展することを懸念する。


by hiroseto2004 | 2017-11-29 20:49 | スポーツ | Trackback