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by hiroseto2004

貴乃花親方の協会不信は分かるし白鵬の言動もおかしい。しかし国家主義や反モンゴル主義に騒動が回収されては不味い

貴乃花親方の協会不信は分かるし白鵬の言動もおかしい。しかし国家主義や反モンゴル主義に騒動が回収されては不味い

貴乃花親方の行動は「協会不信」ということで、説明が付く。だから協会ではなく、警察に被害届を出した。
日本相撲協会は、八百長をなくす気も陰湿な暴力体質をなくす気もないのではないか?
そういう不信感はよくわかる。
八百長や暴力をなくすというテーゼにだけなら貴乃花親方を支持できる。
学校、会社、政治含め、日本社会全体が、こういう悪しきムラ社会的なものは打破しないといけないと思う。
白鵬は「貴乃花巡業部長の巡業には行きたくない」と発言したという。また、優勝インタビューでの行動も「自分が暴行現場にいた当事者」とはとても思えない。
ただ、気になるのは次の2点。
1,貴乃花親方が「日本国体を担う相撲道の精神」などと発言されていること。
2,ネット上で、「以前は韓国(または中国またはアメリカ)は嫌いでもモンゴルは好き」という層が雪崩を打ってモンゴルバッシングに走っている傾向が見えること。

1,については、腐敗への怒りの勢い余って、「天誅!」に走った青年将校のような危うさを感じる。「国体」というのは「国民体育大会」ではなく、国のあり方、それも戦後の「基本的人権の尊重、国民主権、平和主義」を三本柱とした「国体」ではなく、基本的には戦前の国のあり方のことだからだ。今後、「反腐敗」「反ムラ社会」的なものを指向する流れが貴乃花親方を通じて「国家主義的」なものへ回収される危険は頭の片隅に入れておいた方が良い。

2,については、今の国際情勢を考えると日本の国際的孤立にもつながりかねないと思う。ちなみにモンゴルは1カ国で非核地帯を宣言している国だ。むしろ、この非核地帯に日本も南北朝鮮も入れてもらうという方向の外交を考えたいときに、日蒙関係の悪化は避けたいと思う。
八百長も陰湿ないじめも相撲ではモンゴル勢が確かに中心的だが(番付が上の人が多いからそうなる)、一般社会ではほかでもない日本人がそういうことをやっている。そのことへの反省もなく、モンゴルバッシングに走ればしっぺ返しを食らう。

相撲はいまや、世界に広がっている。女性で相撲をやる人も東欧を中心に増えている。
国家主義や、モンゴルバッシングに回収されることなく、近代スポーツとして相撲が発展することを、心から願いたい。


そしてやはり、日本国体を担う相撲道の精神、相撲道の精神とは、角道と言います。角(くら)べる道と書きます。

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by hiroseto2004 | 2017-12-01 00:02 | スポーツ | Trackback