サウジアラビア軍が新たにイエメンを攻撃、数十人が死傷
2017年 12月 10日
国連もイエメンの人道危機に懸念を表明する中で、サウジアラビア王室空軍(国王・サルマン被疑者)による攻撃がまだ続き、民間人にも多数死傷者が出ています。

サウジアラビアの戦闘機の攻撃
サウジアラビア軍が新たにイエメンを攻撃、数十人が死傷
サウジアラビアの戦闘機の攻撃
サウジアラビア軍の戦闘機が、新たにイエメン各地を攻撃し、これにより、イエメンの市民少なくとも23人が死亡、多数が負傷しました。
イエメンのサバー通信によりますと、イエメンの軍事筋は、同国北部サアダ州のある地区に対するサウジアラビアの戦闘機の攻撃で、民間人15人が死亡したとしています。
また、同じサアダ州の町サハールへの攻撃でも、民間人8人が死亡しています。
サウジ軍はさらに、イエメン西部ハッジャ州を攻撃し、この中で、民間人3人が負傷しました。

サウジアラビアは、アメリカの支援を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共に、2015年3月から、イエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
サウジアラビアのこの攻撃により、これまでにイエメンでは数万人が死傷し、数百万人が難民となったほか、食糧や医薬品の深刻な不足が生じており、複数の病気も蔓延しています。
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by hiroseto2004
| 2017-12-10 21:17
| 国際情勢
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