ユニットケアが弱者を排除する
2017年 12月 27日
ユニットケアは素晴らしい、などという触れ込みで、日本に導入されてから久しいものがある。
特養も新設は基本的にユニット型にするよう、国が政策誘導した。
しかし、その結果何が起きたか?
一つは、利用者の負担増である。
これでは、収入が国民年金だけ、と言う人が入居が極めて難しくなってしまうのだ。
さらに、個室化にもかかわらず、職員を十分確保できないので、目が行き届かなくなる。
その結果として転倒事故なども起きやすくなる。
防ごうと思えば、利用者にホールにいてもらい、まとめて目が届くようにするしかない。
要は、人手不足、その根底にある介護保険制度。それをそのままにしてユニットケア、などといっても
羊頭狗肉なだけである。
by hiroseto2004
| 2017-12-27 07:01
| 役人からヘルパーへ
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