本社社主が古市橋駅前で2017マイク納め「来年は武力衝突より米朝首脳のノーベル平和賞がはるかにマシ」
2017年 12月 29日
広島瀬戸内新聞社主・さとうしゅういちは、12月29日(金)、広島市安佐南区古市橋駅前で街頭演説を実施し、この場所での2017マイク納めとしました。
2017年の思い出として、核兵器禁止条約採択とICANのノーベル平和賞をまず取り上げました。その上で 「日本政府がアメリカに忖度して参加しないのは、カープの新井選手がタイガースの金本監督がアニキだからと言ってタイガース戦で手を抜くようなもの。 アメリカは日本に取りアニキのような国ではあるが、だからといって、唯一の戦争被爆国として言うべきはいわなければならない」 といつもの口癖を繰り返しました。 その上で、「ノーベル平和賞の授賞式が行われたノルウェーも、NATO加盟国でアメリカと同盟関係のため、核兵器禁止条約には参加しなかった。しかし、政府の不参加方針に対して国会が異議を唱えている。」と紹介。 「日本の国会議員は総理に逆らわない議員ばかりになっているのは情けない。自民党であっても唯一の戦争被爆国の議員として働く議員が少ない。その背景には 総理・総裁に逆らうと公認を取り消されて当選が絶望的になる小選挙区制度がある(ノルウェーは比例代表制)。」 などと指摘しました。 さらに、朝鮮半島問題に言及。 「武力衝突になれば日本も含めて多大な被害は避けられない。いくら武器を買っても、たとえば原発などへのテロは防ぎきれるのか?韓国の原発がやられた だけでも日本は大きな被害を受ける。絶対に避けないといけない。武器もJアラートも結局は気休めでしかない。Jアラートなんぞ、まだ米軍機が飛ぶときにならした方が、落下物対策にもなる。」 などと指摘。 「何度も繰り返しているが、朝鮮戦争を終わらせること、そして米中露は核を使わない、日韓朝は核を持たないという北東アジア非核地帯をつくろう。 それができれば、トランプも金正恩も来年は、ノーベル平和賞だ。ノーベル平和賞も佐藤栄作やアウンサンスーチー、オバマなどいまとなっては疑問符が付く人たちも受賞しているのだから、トランプ・金正恩が受賞しても、武力衝突になるよりははるかに良いのではないか?日本もそういう方向で呼びかけるべき」 と力を込めました。 さらに 「だいたい、拉致問題があるのだから、対話をしないなんてあり得ない。安倍総理は早く訪朝し、拉致問題の解決を」 と訴えました。 また、後半では安倍総理の税金の使い方と税金の取り方を改めて批判。 「高齢者や中間層からは増税や負担増の一方で、子育て支援も不十分。大学無償化などは非課税世帯に限られるし、保育も認可外保育園は対象外。 他方で、株の配当や値上がりで儲かっている大金持ちや大手企業に適正な負担をいただくということはしない。」 と指摘しました。

2017年の思い出として、核兵器禁止条約採択とICANのノーベル平和賞をまず取り上げました。
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by hiroseto2004
| 2017-12-29 14:39
| 国際情勢
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