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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

アメリカが「パキスタン」から退却

アメリカが「パキスタン」から退却

アメリカがパキスタンへの援助を停止するという。理由は、イスラム過激派を掃討していないから。

しかし、パキスタンの軍部も、親英米の穏健派とイスラム過激派が拮抗している状況だ。

正直なところ、イスラム過激派を本気で掃討なんて出来るわけはないだろう。そんなことをしたら、イスラム過激派によるクーデターが起きかねない。

アメリカの歴代大統領(ブッシュ、オバマ)もせいぜい、核保有国であるパキスタンが丸ごとイスラム過激派に転ぶのを防ぐために援助をしてきたというのが真相だろう。もう一つは中国に完全にパキスタンが転ぶのを防ぐ意味合いもあろう。

ただ、もう、無駄金は使いたくないよ、というのがアメリカのトランプだ。

パキスタン政府主流もいくら、アメリカに冷たくされても、クーデターを引き起こしかねないイスラム過激派弾圧は無理だろう。アメリカが冷たくするなら、これまでの中国に加えてロシアやEUに頼るという手もある。激しく対立してきたインドと経済面での実利からこれまで以上に仲直りする、という手もあるだろう。

ともあれ、トランプ・アメリカは間違いなく、世界から退却しつつある。

なお、2016年頃からロシアがパキスタンに触手を伸ばしている。冷戦時代のインド=ソ連、パキスタン=アメリカ・中国という構図は崩れるのではないか?

by hiroseto2004 | 2018-01-05 20:00 | 国際情勢 | Trackback