<北朝鮮>核実験場近くで染色体異常 住民被ばくか - エキサイトニュース(1/3)
2018年 01月 09日
核実験はやはり、ヒバクを引き起こします。
そして、地下構造にも影響を与え、地震を引き起こすなどもあり得るでしょう。
これ以上、ヒバクシャを出さないためにどうすれば良いのか?
最善手を冷静に追求したいものです。
そしてもちろん、実態を解明し、被害者の救援につなげたい。
北朝鮮の地下核実験場=咸鏡北道(ハムギョンプクド)吉州(キルジュ)郡豊渓里(プンゲリ)=付近に住み、2度の核実験後に脱北した元住民2人に、原爆被爆者にみられるような染色体異常が生じている。韓国の研究者が収集したデータを広島の専門家が確認し判明した。推定される被ばく線量は高い人で累積394ミリシーベルトに達し、核実験による放射線の影響が疑われる。この数値は、広島に投下された原子爆弾の爆心地から約1.6キロの初期放射線量に相当する。豊渓里周辺では近年、核実験の影響が疑われる体調不良を訴える住民が増えており、被害の実態把握を求める声が上がっている。
脱北者の現状調査などを手がける民間研究機関「SAND研究所」=ソウル、代表・崔慶嬉(チェ・ギョンヒ)・漢陽(ハニャン)大教授=が2016年7月、8月、昨年9月の3期に分けて、吉州郡出身者21人を対象に健康状態の聞き取り調査を実施。その結果、頭痛や吐き気などの共通の体調不良があることが判明した。
数人について、同研究所が16年に韓国原子力医学院(ソウル)に依頼し、放射線被ばく検査を実施。このうち、核実験場から約27キロ離れた場所に居住し、06年と09年の核実験を経験した後、11年に脱北した40代女性について、血液のリンパ球内の染色体に、放射線を浴びた時に生じるような染色体異常が確認され、推定された被ばく線量は累積320ミリシーベルトだった。
韓国統一省も原子力医学院の協力を得て昨年11月、吉州郡出身の別の30人を検査した。
by hiroseto2004
| 2018-01-09 19:04
| 反核・平和
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