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by hiroseto2004

欧州とイランは核合意継続を協調、仏大統領はトランプに諫言

現地時間12日のトランプ大統領による核合意への意思家表示を前に、欧州とイランは核合意継続を協調。
マクロン大統領は電話会談で「核合意を遵守すべきだ」と諫言しています。

イランのザリーフ外務大臣とEU上級代表、フランス、ドイツ、イギリスの外相が核合意実施の継続を強調しました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外務大臣は11日木曜、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表、フランスのルドリアン外相、ドイツのガブリエル外相、イギリスのジョンソン外相との、ベルギー・ブリュッセルのEU本部で行われた合同会合で、核合意の参加国すべて、特にEU諸国の核合意の実施の重要性を強調しました。

モゲリーニ上級代表、ルドリアン外相、ガブリエル外相、ジョンソン外相も、この会合で、ヨーロッパと自国政府の核合意に対する責務を強調しました。

モゲリーニ上級代表は、この会合で、「IAEA国際原子力機関は、9回の報告で、イランの核合意遵守を認めており、また、イランの核計画は完全に平和的だ」と語りました。

また、「EUは、世界をより安全にする核合意の継続を望んでおり、すべての参加国にこの合意を守るよう要請する」と強調しました。

ザリーフ外相は、11日、ツイッターで、「ヨーロッパ3カ国とEUは、イランの核合意遵守の継続は、その完全な遵守にかかっていることをよく知っている」と記しました。

また、3カ国の外相、モゲリーニ上級代表と個別に会談を行い、関心事についての意見交換を行いました。

イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカ政府は、核合意の参加国でありながら、常にこの合意に違反しています。








  • フランス大統領とアメリカ大統領が電話会談、「すべての関係国は核合意を遵守すべきだ」

フランスのマクロン大統領が、11日木曜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、すべての関係国が核合意を遵守する必要性を強調しました。

フランス通信によりますと、フランス大統領府は声明の中で、マクロン大統領はこの電話会談で、イランと6カ国の核合意の正確な実施の必要性を訴えたと発表しました。

この電話会談は、トランプ大統領が12日金曜、対イラン制裁の延長の停止について決定を下すことになっている中で行われました。

トランプ大統領はこれまで、核関連の対イラン制裁の停止について2度、署名を行っており、12日は3度目の決定を下すことになっています。

トランプ大統領が核関連の対イラン制裁の停止を延長しなかった場合、アメリカ政府は事実上、核合意から離脱することになります。’

イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカ政府はこの合意の一員でありながら、常に、この合意の実施において取り決めを履行していません。

トランプ大統領は常に、他の核合意の参加国の立場とは異なり、この合意を悪い合意と呼び、その破棄を求めてきました。

国際社会は、このトランプ大統領の敵対的な行動に反対しています。


by hiroseto2004 | 2018-01-12 19:57 | 国際情勢 | Trackback